タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

ベトナムの旅から~その28

2010年02月15日 | 旅行のことなど
子どもたちの星祭

 ベトナム旅行9日目、10月3日の成果はイマイチでした。

 サパの町に帰った私たちはマーさんが宿泊しているカサブランカホテル(マーさんの友人が経営している)の近くのレストランで夕食を採りました。この日は星祭なのでベランダで星を見ながら、、、、、



 この祭は子どもたちの健やかな成長を願う、子どもたちのための祭りだそうです。それ以上のことは分かりません。言葉が堪能だともっと突っ込んだことを聞くことが出来るのですが、タカ長の能力はこのあたりが限界です。



 食事をしていたら祭の行列(?)が通りの下のほうからやって来ました。練り歩く、と言った状態ではありません。



 あっと言う間にタカ長の前を通り過ぎて、、、、、次に撮影準備が出来たときは、、、、



 遠くに去って行ってしまいました。本当に疾風のような祭です。これが本番ではなくてどこかの集合場所に急いでいたのでしょうか?何にも分からないまま過ぎ去ったお祭劇でした。



 この日のデザートも星型でした。町の人全員が子供たちのお祭を祝っているのでしょう。私たちとしてもベトナムの子どもたちの健やかな成長を願いながら祭に参加したいところですが、トリ屋さんは朝が早いので深追いはしませんでした。



 ホテルに帰るときこのような飾りをした子供が歩いていました。親の許しを得て撮影、しかし、何枚も撮られるのはいやなのか一枚だけ撮影したら、その次は「ノー」になってしまいました。



 この日の探鳥を終わってトラムトン峠からサパの町に帰る途中、民家の前に置かれていた祭の飾りを車の中から写したものです。1枚しか撮影できませんでした。

 この飾りは全体が星のかたちになっています。上の写真では小さな星が飾られています。このだしはそれぞれの家が工夫を凝らして作っているのでしょう。

 思わぬ祭に出逢えてハッピーな気分で一日を終えることが出来ました。


春まだ浅き???

2010年02月14日 | タカの渡り観察
レンジャクが見えないわけ

 県北のスキー場へ行く友だちに誘われてドライブを楽しんできました。もちろん彼の車に乗せててもらってのことですが、それにしても物好きなことです。



 このスキー場には春から秋にかけては何度も山歩きのために行っているのですが、雪の季節に行ったのは何十年ぶりのことです。この駐車場にこれだけ車があるのを見るのはもちろん初めてのことです。



 山頂部分は樹氷。曇り空なので色が映えないのですが、この景色を見るのも何十年ぶりのことなのです。物好きと言われようと、この景色を見ただけでも出かけてきた価値があるというものです。



 タカ長も若かりし昔にはスキーを楽しんだこともあります。あの山頂からスキーで降りてきたこともあります。滑り降りた、と言いたいのですが、本当は転がり落ちたようなものです。でもまたそれも青春の日の懐かしい思い出です。このあたりの山は青春時代の山歩きとも重なる、タカ長にとっては特別な思いがある山なのです。



 その雪のあるスキー場のそばをレンジャクの群れが飛び回っていました。それも何箇所かで見ました。山に雪が来たら町に下りてきてくれるのかと考えていましたが、この雪の中を大きな群れで飛び回っているようなら、タカ長団地でレンジャクを見ることは望み薄(?)と言うものです。

 レンジャクの群れがヤドリギの実を食べているところを撮ったのですが、距離があってそれらしいものが写っていたのは2枚だけでした。タカ長カメラの射程距離ではないので仕方ないのですが、証拠写真の真似事のつもりで紹介します。


 もうひとつ。

 友だちが運転する車で移動していたので写真には撮っていませんが、県北の山里の風景がどう考えても1ヶ月以上ずれているように見えるのです。まだ2月の半ばだと言うのに、県北の集落の雪や、渓流をめぐる風景が3月中旬以降のものなのです。東日本では例年にない雪が降っているようですが、広島地方の雪は少なくて県北では早春の風景を見ることが出来ます。


荒谷林道でB.W

2010年02月13日 | バードウォッチング
赤い鳥、青い鳥

 久しぶりに晴れました。気分を良くして久しぶりに荒谷林道へ行って見ました。



 前回はほとんど鳥を見ることが出来ませんでした。しかし、今日は久しぶりに晴なので内心大いに期待して行ったのです。

 現地について、林道が広くなっているところに車をおき歩き始めるとさっそく鳥が目に入りました。見るとルリビタキ。若いのでしょうか、ブルー色は薄めですから若い固体なのでしょうか。今シーズンほとんどお目にかからないルリビタキにさっそく会えたのですから、期待が高まります。

 荒谷林道はこのブログでも何度か紹介していますが、林道のそばを流れる荒谷川が99年の豪雨で大きな被害を受けましたが、今では災害復旧工事は終わっています。しかし、沢床の部分はそのまま放置されたようなかたちになっていますから、いまでもこのように荒地状態になっています。



 そこに鳥がいれば高くても目線の位置で鳥を見ることが出来ます。そのことは光線的にも良い条件で鳥を見ることを意味しています。

 今日はその中で待望の赤い鳥、ベニマシコを見ることが出来ました。おそらく十羽程度はいたようですが、とにかくそれだけで大満足です。今シーズンは赤い鳥も青い鳥もほとんど見ることが出来ないのです。



 あいにくタカ長カメラは点検修理のためにメーカー送りになっていますから、大写しの写真を撮ることはできませんでした。この写真は3倍ズームのコンデジで撮ったものです。もちろん鳥を写すためではありません。このヤシャブシの木の中にいた、と言うことをカメラで記憶するために撮ったのです。

 相変わらず冬鳥が少ない状況は続いていますが、今日は待望のベニマシコを近くで見ることが出来てとてもハッピーな気分です。


ベトナムの旅から~その27

2010年02月12日 | タカの渡り観察
愛の滝へ、、、

 ベトナム旅行9日目の午前トラムトン峠からのトレイルでは良いことはありませんでした。これと言った鳥を見ないまま遊歩道の上にシートを広げて昼食、こうなれば食事だけが楽しみかも分かりませんね。この日はパン食、美味しく頂きました。

 食事をしていたらタカが飛んだ、とマーさんが言うので空を見上げたらそのタカは樹冠の影に消えた後でした。あわてて遊歩道を走ってみましたが、見えたような見えないような、、、、、、、。

 その遊歩道は奥へ奥へと続き渓流のそばに出てゆきました。遊歩道のそばの斜面には色々な花を見ることが出来ましたが、鳥はほとんど見ることが出来ませんでした。

 

 遊歩道はこの滝の前で行き止まりになっていました。この滝を見に来るための遊歩道、と言うことのようです。朝見た「銀水の滝」から見ると落差もスケールも格段に小さな滝です。この程度の滝ならどこにでもありそうですが、その名前は愛の滝と言うそうです。Love Waterfall。なぜそのような名前がついたのか、その説明を聞くほどタカ長の英語能力はないのが残念でした。



 言われてみれば、私たちが鳥を見ているときに若いペアーが滝のほうに向かっていきました。二人で行ったら願いが叶う、と言ったような意味があるのでしょうか???

 高齢者の部に入る私たちのグループには何の意味もない(?)愛の滝でした。



 ここでもカワヒタキをみました。渓流ぞいの遊歩道の下、沢床の流木の上を移動していました。そのほかにはこれといった鳥の印象はありません。



 遊歩道の途中にこのようなところがありました。何故か橋もなく、流れの中に並べた石が不安定なのです。

 ここを渡ってゆくとき、仲間の一人が恐ろしそうに歩いているのを見て、その気持ちがタカ長に伝染して(?)バランスを崩し片足を水につける羽目になったのです。それは滝へ行く前のことです。そしてまた帰りに、そのことを思い出して妙に意識し、ご丁寧にもう一度ドボン、、、、、。癪に障ることですが行きも帰りも足をぬらしたのはタカ長だけでした。意地の悪い(?)マーさんは助け舟を出さないで、片足水につけたタカ長を写真に撮っていました。

 観光客が通る遊歩道がそのような状態に放置されているのは日本では考えられないことですが、もともと体のバランス感覚が優れているベトナム人には、流れの中に適当に石を投げ込んでおくだけで問題ないのでしょう。



 峠に帰った私たちはファンシパンへの道に入ってみましたが、ここでも思ったほどの成果はありませんでした。ベトナム最高峰に登る道としてはいかにも心細い道ですが、それだけこの道を使って山登りをする人が少ないのでしょう。ファンシパンですらこの程度ですから、タカ長が気にしているこの近くの山には登山道らしい登山道はないと考えるほが自然だと言う気がします。


春を呼ぶランらんまつり

2010年02月11日 | 日々雑感
思い切りド・エッチに、、、、、

 思い切りド・エッチに、、、、と言っても何のことだか分かりませんね。



 ましてこのようなランの写真と一緒に「ド・エッチ」と言われても何のことだか分からないのが普通ですね。でも、それは次のようなことなのです。

 簡単なことですが、タカ長がそのような目線を持つわけがありません。チョッとユニークな植物の専門家小野木三郎さんの本に紹介されていた目線です。

 花はランに限りませんがその植物の繁殖を司る器官ですね。それは言われるまでもないことですね。繁殖を司る器官、生殖器を下から覗いてド・アップの写真を撮る、これがド・エッチでなくてなんでしょうか?これが花ですから許されていますが、人間相手だったらどうなることか言わなくても分かりますね。



 今日は気分をかえてそのド・エッチ写真を紹介します。



 広島市植物公園の「春を呼ぶランらんまつり」が行われている大温室。たくさん展示されたランの花、多くの(と言っても今日は雨だったので人出はイマイチだったようですが、、、)人が通る狭い通路の中で三脚を使わないで手持ちで撮影するためには、画面作りに多少は苦労したのですよ。



 ランはタカ長にとって必ずしも好きな花ではありませんが、何と言ってもわが家から歩いて行くことが出来る植物公園でのイベントですから毎年行っているのです。



 最後に多少まともな(?)写真を紹介して今日の記事を終えることにします。

 この「春を呼ぶランらんまつり」は今週の日曜日までの開催です。時間のある人は広島市植物公園にお出かけ下さい。


クロツラヘラサギ国際シンポジューム

2010年02月11日 | タカの渡り観察
クロツラヘラサギ国際シンポジューム

 標記のシンポジュームが福岡で開かれます。わがキム・ソンヒョン研究員が来日して、韓国での研究成果を発表するようです。



 ソンヒョン君が来日するとなれば万難を排して福岡へ行きます。彼の発表を聞いてもタカ長には理解出来ないかも分かりませんが、いまや韓国の若手研究者のエリートコースを歩んでいる研究者に会わないわけにはいかないのです。

 タカの渡り日韓共同調査についても、韓国側の動きがイマイチよく分からないのでこの機械に相談して、第2回目の調査が成功するように取り計らいたいと思っているのです。

 クロツラヘラサギに関心のある人は参加されませんか?ネットで検索すれば詳細な情報は簡単に手に入ります。タカ以外の鳥にもチョッとだけ関心を持つようにしましょう。


ベトナムの旅から~その26

2010年02月10日 | 旅行のことなど
トラムトン峠からのトレイル

 銀水の滝での探鳥を終えたあと車でトラムトン峠に登りました。標高1900m。日影にいるとヒンヤリする天気です。

 ここからはベトナム最高峰のファンシパンに続く道もあります。私たちはそれとは違った道に入っていきました。きれいな歩道が山の奥に向かった続いています。



 道はここから少し高度を下げるように続いていますが、たいした高度さではないので問題はないのですが、、、、、



 結論から言うと、鳥が少なくて困りました。日本からの探鳥ツアーでも訪れているところなので、探鳥地として悪くはないのでしょうが、たまたま私たちが行った日が良くなかったということです。もうひとつは私たちが鳥を見つけられなかった、と言うこともあります。ガイドのマーさんの記録によれば、彼はそこそこ見ているのですから、、、、、。



 それより気になったのがこの山の連なりでした。なかなか写真に表現できていないのですが、ものすごく奥深いジャングルを抱いた山々の連なりのように見えるのです。それでいて標高は高いので気温は快適、もし道があればあの山に登ってみたい気がしてなりませんでした。しかし、昨日の山でも名前がないくらいですから、これらの山も名前がなく、おそらく地図もないのではないかと思われます。少なくとも登山用の地図は無いはずです。



 鳥は少ないようでしたが、花はたくさん目につきました。このような道を少ないとは言え鳥を見て、たまにはタカが飛ぶのを見て、花を見て歩ければそれだけで幸せと言うものです。



 鳥を見るといっても、このようなところにいる山の鳥を見ることになります。これはメインの遊歩道で見ているところですが、鳥が少ないので枝道にも入って見ました。そこは森が深くてますます見難くなりました。山の鳥を見るにはそれだけの能力が要る、と言うことなのでしょう。



 山歩きの好きなタカ長としては、何と言ってもこの緑深い山々が気になり、何度も何度も見ていました。南の国の空気感は日本とは違うので、どの程度の大きさの山なのか見当がつけられませんでしたが、いずれにしても今の日本では見ることの出来ない、深い森を抱いた自然豊な山であることは間違いありません。

 あの奥深い山を垣間見ただけでも、タカ長としては幸せでした。


ベトナムの旅から~その25

2010年02月09日 | タカの渡り観察
O Quy Ho area での探鳥

 ベトナム探鳥旅行10日目。昨日、銀水の滝の裏によい山があると紹介したので、今日はその続きの意味で10日目の探鳥を紹介します。

 10日目は最初にO Quy Ho地域に行きました。このスペルをどのように読むのか分からないのですが、マーさんから頂いた資料にはそのように書かれています。



 サパの町からトラムトン峠を越えていくメイン道路を右に入ってそのエリアに行きます。車を降りてまず目に付くのがこの山です。マーさんに聞くと名前がないと言うことでしたが、私たちにしてみれば立派な名前のついた、登山対称になる山のように思えます。

 昨日紹介した銀水の滝はこの山の向こう側にあります。こちらの山は空気感が日本と違っていて、高度感や遠近感が測りきれないのですが、見た感じでは銀水の滝から登って画面向こう側の雲がかかっている山まで縦走して下山すればちょうど良い一日コースが出来そうなのです。山好きとしては食指が動くのですが、山歩きが日本ほど盛んでないベトナムでは山の名前さえついていないようなのです。



 探鳥コースをもう少し先に入ってみると奥の山が見えてきます。見れば見るほどよい山です。標高はおそらく2300mくらいだと思われます。何から何まで良い山ですが、名前がないくらいですから登る人はいないはずです。



 このエリアの環境は日本のどこにでもあるような山村の環境です。コースのアップダウンもなくて、参加者には人気のコースになりました。コースがフラットで鳥が多いのですからバーダーとしては最高です。



 ここでは赤い鳥、青い鳥、黄色の鳥、黒い鳥など色々見ました。印象的だったのはこのロクショヒタキです。あの色は何とも言えません。



 黄色い鳥ではこのコウライウグイスでしょうが、贅沢なことを言えばマレーシアで邪魔になるくらい見た鳥なので感動はありませんでした。ベトナムでは邪魔になるほどはいなかったので、本当はもう少しよく見てやらないといけない鳥なのでしょう。



 この木には多いときには6羽くらいのオウチュウが止まっていたようです。正確にはオウチュウの仲間、と言うべきなのですが、何種かのオウチュウの仲間がいたのです。

 この写真に写っているのは上がカンムリオウチュウで、下がハイイロオウチュウだとタカ長は思っています。しかし、平素日本で見ることの出来る鳥ではありませんし、尾羽のチョッとした形がどうとか言われたら頭がチンプンカンプンになるタカ長としては自信持って識別できません。

 ともあれこのエリアは人気のエリアになり、サパを離れる日には早朝探鳥に再度訪れました。あの山の風景を除けば何でもないような探鳥地ですが、しかし、ここでは多くの鳥を見させていただきました。


ベトナムの旅から~その24

2010年02月08日 | 旅行のことなど
銀水の滝( Silver Waterfall )

 ベトナムだけに限ったことではありませんが、外国を二週間も旅すると色々なものを見、多くのことを経験するものです。それを逐一報告していたら、、、、どれだけ時間がかかるかわかりません。何しろ写真は3000枚以上撮っているのですから。

 サパでの探鳥の話も時系列を離れて先のことを紹介します。ハムロンの丘でも多くの鳥を見ましたが、その紹介は後日と言うことにさせて頂きます。ひとつだけ言えば、ここでハチクマをパッチリ見ることが出来ました。

 ハムロンの丘はタカの観察地としても良いところだと言うことですが、私たちは多くのタカを見ることが出来ませんでした。センティでも「昨日百羽以上のサシバが渡った」と聞きましたが、サパでも前の日に百羽以上のハチクマが渡ったとマーさんの友だちから聞きました。私たちの旅は、渡りに関してはタイミングがずれているようです。



 ベトナム旅行9日目、10月3日はトラムトン峠方面での探鳥です。6時起床、大急ぎで朝食を採って車で出発しました。トラムトン峠はサパの町から19km、標高は1900mくらいあります。

 その前に銀水の滝で鳥を見ました。マーさんの話では落差800mと言うことでしたが、タカ長の見た感じではそれほど高いとは思えませんでした。しかし、いずれにしても立派な滝です。

 滝の右側、左岸側の遊歩道を登っていきます。もちろん鳥を探しながらです。



 入り口に近いところでカワヒタキをゲット。例によって忙しく動き回るのでタカ長のウデではピンボケ写真しか撮ることができませんでした。



 この銀水の滝の下の部分だけは遊歩道が出来ていています。写真に見える橋のところまで上がって、右岸側を下りれば遊歩道を一周することが出来ます。仲間が立っているところで記念撮影したかったのですが、水量が多くて、流れの音が大きくて意思疎通できませんでした。彼らはしきりに手を振って早く上がってくるように促していました。何かがいたようです。



 滝をバックに、枯れ枝に止まった小さな影。見えますか?



 ノドフカンムリチメドリです。図鑑によるとサイズは14~15.5cmと書かれています。

 ここでは他にシロクロヒタキなどを見ることが出来ました。しかし、期待していたシロボウシカワヒタキはここでも見ることが出来ませんでした。それだけ少ない鳥なのでしょう。いずれにしてもここは水辺の鳥を観察するところだと言えます。



 その銀水の滝の上り口です。広い道路のそばにブルーシートをかけただけの小さな店が何軒かありました。私たちが行った時間は早かったので営業時間前でした。

 この道路向に店らしいものが建ち始めていましたが、いずれにしても観光地としてはこれからのところです。観光的にはほとんど開発されていません。

 あとから分かったのですが、この滝の上には登山欲をそそる山があります。この滝から山に登り反対側に下りるコースを完成させると多くの登山者が押し寄せる、と考えるのは日本人の発想のようでした。

 その山は後日紹介しますが、マーさんに聞いても山の名前は無いようでした。登山対象になっていないのでしょう。山好きのタカ長には登ってみたい山がたくさんありそうですが、このあたりで実際に登られているのはファンシパンだけなのでしょうか???

 タカ長としては気になるサパの山、サパの自然です。



冬の陽だまりハイク

2010年02月07日 | 山歩きから
冬の陽だまりハイク~天狗城山

 昨日はJR呉線沿線にある天狗城山に登りました。そしてそのことをこのブログで紹介するためにパソコンで作業をしていたら、、、、、、最終段階になって「システムエラー」が発生と言うパソコンからのメッセージ。ガ・ガ・ガーン、、、、、。

 熱が出そうになってアップすることを止めました。同じことを2度することはつらいものがあります。初めての経験ではないのですが、昨日は本当に力が抜けてしまいました。時間にすれば1時間もかからない作業ですが、、、、、、。たとえ10分でも同じ作業を2度することのつらさはパソコンを使っておられる人にはお分かり頂けますね。今回が初めての経験ではありませんが、本当に嫌なものですね。



 さて、昨日の天狗城山登山です。タカ長たちには恒例の山歩きです。毎年冬に一度は小屋浦駅を巡る山に登っています。今年は天狗城山。

 9時過ぎに小屋浦駅を出発して天地側沿いの道を30分歩いて登山口へ。ここから二艘木に超える峠を目指して登ります。そしてその峠の手前から右に折れて、尾根伝いに天狗城山を目指します。山頂への到着を11:30に想定して超スローペースで歩きます。

 その尾根筋から広島市方面の展望が開けるところがあります。広島市の市街地の向こうにあるわが裏山方面からは雪を含んだくもが広島湾に吹き出していました。



 北側から望む天狗城山です。山頂の右に白く見える岩が私たちの「レストラン」ですが、今日は風があるので使うことが出来るだろうか??? そのことを気にしながら歩いていました。



 想定より5分早くその岩につきました。バッチリ予定通り、といっても間違いないようです。そこまでの尾根道はお世辞にも展望が良いとは言えないのですが、この岩に上がればそのような不満は吹っ飛びます。

 結局この岩の上で昼食。参加者12名全員が岩陰で食事できなかったので、ひどく寒い思いをした者もいました。

 そのすぐ先の天狗城山を越えると展望の良い岩があるのは知ってはいるのですが、山頂をあとにして昼食を採るのは何となく面白くなくて、私たちはいつもその岩の上で昼食を採っています。



 眼下に広島湾の青い海。そしていつもとは違った角度で見る宮島。中央奥に見えるのが宮島の、右から弥山、駒ヶ林、岩船山の峰々です。



 呉側の海は光っています。

 まさしく陽だまりハイクですね。時々風花の舞う寒い日でしたが、この風景を見ると山に来た喜び、寒い日でも山を歩くことが出来る健康に感謝したい気分です。