武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

小沢城の危機。 金賢姫の演技

2009年03月12日 | 国際外交の真実
小沢一郎。
「政治には金がかかる」という現代政治の命題は、何を我々に問いかけるのか。かつて故・青島幸男は、そういう金権政治を厳しく批判し、選挙期間中は海外へ逃避したものだった。そして当選を海外で聞くや凱旋帰国をする。そういう離れ業は、人気タレントだからできたのだろうが、当時国民は、喝采を送ったものだ。さて、今や瞬時に意見を発表し、双方向で意見を述べ合うことが可能な「ネットワールド」になった。良いことはもちろん、悪事も瞬時にして千里を走る。そういう「ネットの目」の時代に、夜の料亭において公共事業の談合を行なう。密室の談合には金がかかる。「握らせる。飲ませる。黙らせる」為には金が必要だ。お土産だって虎屋の羊羹だけを詰め込んでも誰も喜ぶまい。どこかの都知事は、貰ったばかりの羊羹の箱を隣の部屋で開けて、ポケットにねじ込んだらしいが、福沢諭吉も、しかめツラだ。 政党助成金を貰っていながら、企業献金も貰うというのは筋が通らない。企業献金と言うと聞こえはいいが、実際は政治家からの強要だ。 つまり「賄賂の強要」だ。今の政党助成金300億円が足りなければ倍増すればいい。しかし、仕事はみっちりとやってもらう。腐敗の沼は悪臭を放つ。春に桜咲く日本には似合わない。ドブ川をさらって金魚が棲める清流にする。簡単なことではないか諸君。
☆小沢・二階コンビ。
かつては親分と子分の仲。小沢の腹心として仕えた二階俊博。西松の関係は建設のドン金丸信の形見だったと言われる。昨日の国会で二階は、「西松など今もって知らない」と答弁していたが、下手なお笑いよりずっと面白い。そのくらい鉄面皮でないと政治家というのはやれない。さて、民主党では、長妻昭・新党というのはないのだろうか。岡田と前原は東南アジアで避寒旅行をしているらしいが、のんきなものだ。そして尾張の河村たかしもタイミングが悪い。市長選じゃなく乱世の国会だろう。幕末には個性的な役者が揃ったが、河村さんだったら土州の赤い羽帽子か。

金賢姫。
彼女については、本ページで何度か取り上げた。
北朝鮮ピョンヤンに生まれ育ち、外交官の子女としてキューバでも生活したことがある。 美貌と能力を買われて北朝鮮の秘密スパイ工作員に選ばれ、1987年「金日成、金正日の誠実な娘」として大韓航空機を爆破し、115人を殺害したテロ犯。 爆弾を仕掛けた後の逃走計画に狂いが生じ、バーレーンの日本大使館の砂川氏に偽日本人であることを見破られ拘束された。その瞬間、バーレーン空港において、蜂矢真由美こと金賢姫は青酸カリ・カプセルを噛み、服毒自殺を図った。その時の心象風景を「私は暗い闇の中に落ちていった・・」と後に述べている。裁判では「北朝鮮が大韓航空機を爆破した。私がその実行者」として全面自供、死刑判決を受けたが、恩赦により死刑を免れた。その後、韓国政権が北朝鮮寄りに舵を切った為、迫害されたが、昨日突然、釜山に現れた。 さて、日韓政府が仕切った「政治ショー」であるが、今では二人の子供の母親になった金賢姫にとって、会うべきか会うまいか逡巡の日々であったろう。 大勢の記者の前で「抱いていいですか」と田口八重子の息子に問い、抱擁したシーンを見ると、政治ショーを超えた人間の業を感じさせる。金賢姫は改めて「大韓航空機爆破は北朝鮮がやった。私は偽者ではない」と断言した。田口さんのお土産は、レアチーズケーキとハンカチだったという。

北朝鮮の恐怖のミサイル報復。
日本の防衛とは何か。日本の周辺には危険が一杯だ。
麻生太郎は、「薄らバカ」 なりに大名旅行で海外観光をやっていればいいだろうが、ヤクザ者の浜田と一緒に、北朝鮮の「人工衛星」をミサイルで撃ち落すなどと公の場で言うものだから、ならず者の北朝鮮は弾道ミサイルで日本を攻撃すると宣言した。日本あるいは米国に撃墜された場合、「報復する」と朝鮮は強く出た。報復は中距離ミサイル「ノドン」、ノドンの弾頭には1トンの核爆弾が搭載可能だ。射程は日本列島のほぼ全域で、日本のミサイル防衛(MD)システムでは撃墜できない。 朝鮮人民軍は、「平和な衛星に対する日米の迎撃行為に対しては、軍事的手段による即時の報復で応える」と宣戦布告。米軍と自衛隊は地対空パトリオット(PAC3)と海上ミサイル(SM3)で迎撃体制を整え、北朝鮮の「人工衛星」 撃墜を表明しているのだが。北朝鮮のミサイルは100基以上配備されている。これが一斉に発射されれば、日米のMDシステムでは物理的に数が足りない。 MDシステムは、イージス艦「こんごう」「ちょうかい」、埼玉の入間基地など首都圏4カ所と浜松基地、岐阜基地にある。一方、北朝鮮のミサイル・ノドンは地下発射台や動く車両から発射可能のため、位置をとらえるのは困難。 つまり、発射から10分で到達するノドン・ミサイルを、日米がPAC3で迎撃するのは事実上無理だ。 この「薄らバカ総理」によって日本が戦争に巻き込まれことは絶対に駄目だ。
(ムラマサ、鋭く斬る)
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