武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

三流国家と三等市民

2009年03月15日 | 人生の意味
新宿酒場ロン 3・14
島、絵美、銀さん、洋子ママが話し込んでいる。
「西松事件、小沢が恐れていたことが噴出したということか」
「だから前に、福田との大連立を仕掛けた。権力の傘の中に入り、自身のダーティーな部分を守ってもらう」
「そういうことだと合点がいく。だから麻生も問責を出さず追いつめない」
「あの時、福田との話では、民主党が貰う省庁まで決まっていた」
「そうだったな。しかし、民主党の幹部会で、ノンを言われた」
「だから、小沢は、民主党には政権担当能力がないくせにと八つ当たりをした」
「その侮辱に怒ったのは仙谷ただ一人」
「今回も仙谷だけが小沢に噛み付いている」
「ところで、小沢は持つの?」
「桜が咲く頃に散る可能性は高い。東京は3月末か」
「大久保の起訴が決まる3月24日以降」
「検察は次々に手を打っている。同時にマスコミにリークしている」
「メディア操作で、小沢を追いつめている。大久保、石川知裕は脇役だ」
解散。
「麻生の腹はどうなってる?」
「麻生は解散だけはブレていない。つまり任期満了解散だ。もっと正確に言えば、7月のイタリアサミットまでは絶対にない。G8以後は常在戦場だ」
「つまりイタリアサミットには岩に噛り付いても行きたい。一世一代の晴れ姿」
「福田と同じパターンか。サミットが終れば後は野となれ山となれ」
「そういうこと。麻生は鼻っ柱は強いから、自身で解散をやりたいだろうが、自民党惨敗と読めば、政権投げ出しの可能性もある。つまり、麻生末代まで惨敗の汚名を着たくないというプライドはある」
「自己満足だけの権力欲だな」
「麻生にはそれ以外に何もない。その辺のチンピラと同じ」
「それが総理にふんぞりかえっている国民の不幸か」
「もう自民党政治の劣化はひどい状況だ。自民党の良質な議員はいるが少数派。政治は利権の沼だが、自民党は首までつかっているから自己改革は夢の夢」
「幕末の薩長連合のように、錦旗を掲げて、自民党幕藩体制を崩壊させなければならない」
「そういうことだ。話し合い解散を言う小沢民主党はかなりずれている。その(ずれ)は小沢の腐敗を暴かれない為の姑息な考えだった。我々はそれを怪しんでいたが、現実のものだったとは」。
北朝鮮。
「朝鮮が人口衛星を打ち上げて、それに日米がミサイルで撃ち落すとか言ってるけど」
「朝鮮は日時を指定したから、やると思うけど、日米がどう対応するかだな」
「麻生と浜田は人工衛星でも撃ち落すと言ってるから、撃ち落さないと(はったり)になる」
「撃ち落せば、朝鮮が日本に報復攻撃する」
「それじゃ、大本営発表、我が帝国海軍は朝鮮と戦闘状態に入れりか」
「そういうことだ。理屈的には、朝鮮は核弾頭を乗せたミサイルを東京に向けて発射する」
「そうすると、東京は死の灰と火の海になって、500万人が死亡する」
「まあ、精度の問題で、東京には命中しないと思うが、理屈は理屈だ」
「東京から疎開して済州へ避難するか。あそこは小沢が買い占めるらしいから」(笑)
「でも、そんなことになったら、朝鮮は日米との全面戦争で、朝鮮は1週間で焦土になる。金正日体制の崩壊だ」
「だから、実際には朝鮮は報復できないと読むべきか、頭に血が上った朝鮮人は何をするか分からぬという凶暴性があるから、自爆テロか」
「でも、その戦争を一番望んでいるのは朝鮮人民だな。日米が平壌を占領して、金正日体制を倒し、人民を解放してくれという歴史のアイロニー」
「いずれにしても、麻生と浜田は人工衛星を迎撃すると言ったから、話がおかしくなる。 二人とも世襲だから(薄らバカ)」
「麻生には早く辞めてもらわなきゃ、日本が危ない」
のり子さん。
「のり子さんの件は、(子供の権利条約)違反だな」
「マスコミでそれを言ったところはない。朝日新聞は(入管の提案を、のり子さん一家が受け入れた)としたが、まるで違う。法務省と入管の絶対命令に従わざるを得なかった」
「常識的にも、非人間的なやり方だ。法務大臣の森英介は、のり子さんの幸福を願うとか語っていたが、中一の女の子を両親から離別させて、一人日本でやって行けというのは、嵐の荒海に子供を放り投げるような、非人道的で野蛮な行為だ。日本も朝鮮、中国なみに堕した」
「しかも地元の蕨市議会は、一家揃っての残留を議決しているが、法務省は無視した」
「今の自民党は劣化している。森も三世議員だが、お坊ちゃま育ちで、人生の苦労など味わったことなどないだろう」
「あれはひどいな。日本は非人道的な3流国家に転落だ。中国や朝鮮を馬鹿にできなくなった。国際的な人権活動をしている人達に日本は白い目で見られる」
「人でなし国家。中国、ミャンマー、朝鮮と同じレベル」。

政権交代を望んでも、今の小沢・民主党では駄目だ。小沢一郎などは自民党の腐敗と垢を一身に受けているような政治家だ。いっそのこと長妻昭・新党を期待したいが、現実問題、そのようにならないことは分かっている。平成維新はまたしても遠のくのか。民主党が駄目なら、このまま自民党政権のまま日本は沈没して、平成の敗戦を味わった方がいいのではないか。栄華を誇る官僚帝国の下、その帝国の奴隷として非正規労働者、貧困家庭、高齢者は3等市民として生きていく運命にあるのか。前原誠司は14日夜、小沢一郎の政治献金について、「例え合法でも、あれだけの献金をもらっていいのか。私には考えられない金額だ」と批判した。さらに公共事業の受注企業からの献金禁止を「民主党のマニフェストに盛り込み、国民の疑念を招かないようにしていく」と強調したという。薩長同盟ならぬ長妻・前原同盟が、ピーヒャラと笛を吹き上げ、錦旗を掲げて(小沢自民党)体制の崩壊に向けてアームストロング砲をぶちこめ。
(じゅうめい、低くボレロを口ずさむ)
コメント
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