武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

宇宙船「はやぶさ」の帰還。 東北農家の結婚詐欺。

2010年06月07日 | 人生の意味
★宇宙船「はやぶさ」の地球帰還。
ついに7年の長い宇宙旅行を終えて、6月13日23時頃地球に帰還する。

宇宙船「はやぶさ」は大気圏突入で燃え尽きるが、惑星イトカワの土壌を採取したカプセルは、オーストラリアの砂漠に落下傘で降下する予定だ。うまく、サンプル・カプセルを分離できるかどうか、そして無事に地上に舞い降りるか、最後のチャレンジが待っている。

宇宙開発機構の川口淳一郎プロジェクトマネージャーは次のように語った。

さまざまなトラブルに見舞われながらも、ようやく地球まで戻ってきた。

惑星「イトカワ」に着陸し、そこの微量の砂粒を採取した「可能性」がある。

そして様々なトラブルに見舞われたが、神がかり的に修復できた。それは我々が直したというより、「はやぶさ」自身が自己修復したと見るのが正しい。

それはまさに神の手による回復だった。

まず、通信不能になったトラブル、さらにイオンエンジンに異常が生じたトラブル。地球から「はやぶさ」へ指令を送るが、その指令以上の反応を「はやぶさ」自身の力で見せてくれた。ある意味、神がかり的な対応を「はやぶさ」自身がやってくれた。

確かに我々は「はやぶさ」に手を差し伸べたが、向こうからも積極的に応えてくれた。イオンエンジンの時も、単に回路を変更したという話ではなく、ロケット自身の電位を下げなければエンジンとして使用できない。実際にそれを行うためには、地球からの指令ではなく、「はやぶさ」自らが電位を下げなければならない。ところが「はやぶさ」は、それを一人で行ったのだ。

打ち上げから7年を経て、満身創痍ながら613日深夜、地球に帰還する。ただし、「はやぶさ」は地球大気圏への突入時に、3000℃の熱を帯びて燃え尽きる。そして、その代償に、我が子を解き放つように、惑星イトカワの砂粒を含んだカプセルを放出し、パラシュートでオーストラリアの砂漠に降下させる。その時の電波をキャッチし、カプセルを追跡、捕捉するチャレンジがファイナル・ステージだ。
宇宙の謎と、宇宙船「はやぶさ」との不思議な交流、がんばれ「はやぶさ」。

★韓国女の結婚詐欺。
嫁不足の東北の農家を逆手にとるように、中年の独身男性を狙った、韓国女と結婚ブローカーの悪質な結婚詐欺が今、横行している。
宮城、山形、岩手県で被害にあった男性は50人、被害総額1億5千万円以上。
日本人の結婚ブローカーが仲介した韓国人の女は、農家の中年男性を結婚する気にさせると多額の金をせがみ、突然行方をくらませる。
宮城県
の典型的な詐欺の手口は、代々続く農家の中年の独身男性に結婚斡旋を名乗る男が自宅を訪れ、結婚の為の女性を紹介すると言いながら上がり込み、結婚という甘い話を男性に持ちかけた。ブローカーの男は強引に韓国人の若い女を連れてきて、「1週間、一緒に暮らしてみてください。きっと気に入りますよ」とホームステイを申し出る。農家の中年独身男は不審に思いながらも、結婚という甘い話に乗ってしまう。そして自然の成り行きで、夜を共にするようになる。つまり同棲を始める。
そして男性は結婚を前提とした交際を決め、ブローカーには、「成功報酬と結納金」として300万円を支払う。家族からは猛反対されたが、「これまで女性を知ることもなく、農家には嫁が来ない。これが最後のチャンス」だと思った。
しかし、その甘い生活は長くは続かない。ブローカーに大金を払った直後から、韓国女が急に金をせがむようになった。「親に会いに韓国へ帰国したい」「韓国で運転免許を取得したい」「実家に借金がある」。1回につき40〜50万円を払った結果、預金が底を尽いた。すると、女の態度は急変した。これまで朝早く起きて農作業を手伝うなど、熱心に働いていたことが嘘のように、仕事をしなくなった。
そして、出会いから半年後のある日、「友人の結婚式があるから韓国へ帰国する」と言い残したまま、二度と家には戻らなかった。
韓国人の若い女をホームステイという名で農家に押し込み、結婚を目の前にぶら下げてカネをむしり取り、カネがなくなると女が姿を消すという手口。被害男性の大半が韓国女との同棲生活は半年から1年未満で破局を迎える。
女性の多くは20歳代後半〜40歳代の韓国女、一部は中国人の若い女だそうだが、300万円で夢を見たのか、それとも単なる韓国女の売春なのか。
いずれにしてもホームステイという名の同棲は、農家の中年独身男性の心理をうまくついている。

★小沢一郎。
菅が総理に選ばれた後、岩手で発表された小沢のビデオスピーチが話題になっている。小沢は強い口調で訴えた、「一旦、幹事長職を引くが、参院選挙後には政治の先頭にもういっぺん立つ」。 これは9月の民主党党首選を政局にするという宣言だ。
しかし、小沢にとって最大のハードルは、7月末の検察審査会の議決だ。ここで2度目の起訴議決が出れば、事実上、小沢の政治生命は終わる。
同時に小沢党140人も自然淘汰される運命を迎えるのではないのか。なぜなら小沢の後には嘱望される政治家がいない。しかし、小沢が起訴を免れた場合、小沢の反転攻勢が始まる。9月末の党首選では、原口一博を担ぐ動きをするだろう。但し、原口は小沢には乗らない。政治的嗅覚に敏感な原口にとって、権力を失った小沢につくメリットはない。逆に、小沢のダーティー・イメージがついて回れば、原口にとってマイナスだ。次に小沢は角栄の娘を引っ張り出すだろうが、このトウの立ったオバサン、勝ち戦でなければ出馬しない。結果、最後の勝負は小沢大明神の御出馬だろう。
一方、問題は、国民はこの民主党内の政争を許すかどうかだ。80%の国民が、小沢は辞めてよかったと思い、菅の支持率は60%以上に達した上、民主党の支持率は30%を超えるV字回復を見せている。その民意を小沢党といえども無視できまい。

★自民党。
自民党もハニー谷垣と大島を代えて、新総裁と新幹事長を選んだらどうか。
新しい表紙に菅がなったことで民主党はV字回復になり、自民党支持は下落した。民主党は3日で、トップと幹事長を電光石火で変えたのだから、自民党も出来ないはずがない。自民党に政権奪取の意気込みが本当にあるならば、渡辺喜美を自民党総裁に担ぎ、与謝野馨、城内実、平沼赳夫らに土下座して自民党に戻って貰うくらいの度量と度胸がなければ、自民党の再生はない。

(ムラマサ、鋭く斬る)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする