★調布飛行場。
禁止されている遊覧飛行であったことは間違いないが、そこを素直に認めないと、今後の事故対策には繋がらない。
要は、人命問題なのだ。またも住宅街に落ちれば、炎上し、人命が失われる。そして飛行機は落ちるもの、100%の安全などありえないとすれば、調布飛行場を閉鎖するしかない。次善策としては、住宅が密集している南側へは飛び上がらない、離陸するのは比較的住宅が少ない北側へ向かって離陸して、そこから行きたい方向へ旋回すればいい。
一方、総合的に考えると、事故原因はエンジン不調だと思えてくるが、パイロットは離陸する前に適正にエンジン出力をチェックしていたのか疑問が残る。
プロペラが回ったから何とかなるだろうと、安易な気持ちで遊覧飛行に飛び立ったのではないのか。中止すれば、遊覧飛行代が貰えないのだから。
★礒崎陽輔。
「安保法制に法的安定性は関係ない」とな。
東大法卒の元官僚が言いそうな言葉だな、つまり「俺様が法律だ」という傲慢さを官僚は持っている。
平時において法的安定性は民主主義国家において必須であって、そうでなければ韓国朝鮮や中国と同じ、独裁強権国家になる。
これで安倍さん、またジャブを食らったな。
★暗い東芝。
歴代の社長、三バカ大将がグルになって、1562億円の粉飾決算とは。
田中久雄、佐々木則夫、西田厚聡の3社長が引責辞任した。
東芝の会計監査法人は、最大手といわれる「新日本有限責任監査法人」だが、「東芝に関して、当監査法人は,企業会計のすべての重要な点において適正に表示しているものと認める」と宣言している。
まるで嘘っぱちな監査法人。
そして、なぜ東芝の粉飾決算がバレタのか。証券監視委員会への内部通報、つまり密告だからなあ。新日本監査法人が,企業会計の番人としての責務を何ら果たしていなかったということ。公認会計士の責任感の無さは、ゴキブリ並みだな。会計士資格を剥奪せよ。
かつて、石坂泰三や土光敏夫らが経団連会長であった超名門の東芝であったが、これで信用は地に墜ちた。
辞任した3バカ社長は、大企業のトップというより、質屋のオヤジみたいな顔をしているが、その内の2人はW大出というのだから、呆れる。
オリンパスやカネボウの粉飾会計では経営陣が逮捕されたし、ライブドアのホリエモンもバーンと逮捕されているのだが、東芝はどうなるのか、注視したい。
さて、米国の弁護士ファームが東芝を提訴したというニュースが飛び込んできた。東芝株を保有する米国の投資家が、株価下落に対する賠償請求を求める集団訴訟をカリフォルニア州の連邦地裁に起こしたという。
米国の弁護士ファームは、スッポンみたいなもので、一度噛み付いたら、カネをむしり取るまで、絶対に放さないからかなあ。(笑)
★台湾の李登輝・元総統。
李登輝・元総統は、7月23日に宿泊しているホテルで安倍さんと会談したという。これに対し、安倍さんは「私はお目にかかっていない」と、会談を否定した。
安倍さん、堂々と認めたら男が上がったのに。
陰でコソコソするのか、安倍さん、中国様が怖いのか。
★安倍さんと習近平。
9月に日中首脳会談を行うことが、水面下で摸索されているという。
ところが、日中会談を行う条件として中国は、安倍さんの靖国参拝中止を提示したという。
だとすれば、日本は席を蹴って、首脳会談など止めればいい。
靖国参拝は純粋な日本の内政問題であって、中国ごときに何かを言われる筋合いはない。安倍さんは8月に堂々と靖国に参拝すればいい。もし参拝しなければ、禍根を100年残す。中国は靖国を政治カードに使っているだけで、安倍さんが平然と参拝すれば、中国は表向きは非難するだろうが、内心では逆に安倍さんを見直すだろう。
それが国際政治の本質なのだ。
そもそも日中首脳会談をしなければ、困るのは日本ではなくて中国なのだ。
習近平を追い落とそうとする団派との共闘もあっていいが、谷内さんでは無理だし、外務省に宦官はいても、傑物はいないからなあ。
(じゅうめい)