★錦織圭。
圭が帰って来た。
やはり圭のゲームは観ていて面白い。
ただ、左脚ふくらはぎのケガは万全ではないと見たが、どうだろう。
なぜなら前後左右の俊敏な動きが見られなかったし、ネット前に出る回数も少なかった。ふくらはぎ肉離れの損傷は外観では分からないし、再発の危険が常に伴うから、直す時は時間をかけて（１ヶ月以上）、しっかりと治療すべきだ。普通の生活者なら神経質になる必要はないが、プロテニスプレイヤーなら選手寿命に関わって来る。
少し運動して問題ないからOKじゃなくて、専門医からメディカルチェックを受けて、CTスキャンやMRIで内側の筋肉組織の損傷具合をチェックしているのだろうか。
★男子、日韓サッカー。
森重真人のハンド、左手を大きく伸ばしながらヘディングでボールを競って、その左手にボールが当たり、ハンドを取られ、PKで1点を失った。
何とまあ、間抜けなプレイだな。まるでど素人。
一方、山口蛍、豪快なミドルシュートを放って、韓国ゴールに突き刺した。
韓国のGKは右に飛んだが無残に崩れ落ちた。
しかし見ていて感じたことは、韓国に比べて、ほとんどの日本人選手の身体が小さいし、細いんだな。細いということは筋トレを余りやっていないということ。だから肉弾戦で勝てない。
話変わって、個人的には韓国のユニフォーム・デザインが良かった。
一方の我が日本のユニフォームは村の消防団スタイル、誰がデザイナーなのか知らないが、いつも思うが日本はダサい。
デザインを公募でやって、ファンに投票で選ばせたらどうか。
日本サッカー協会のオジサンたちは、センスがないなあ。
★パクッた五輪ロゴ疑惑。
隠れてジャップとサーバーに名前を付けていたデザイナーが釈明会見を開いた。個人的には、あの悪相を見ていると吐き気がするので、目をそらして聞いていたが、パクリを完全否定するのは当然だな。
「いやあ実は、ヨーロッパのロゴをチェックしていたら、目に入ったので、それをベースにCGをいじっていたら、出来てしまったニダ」なんて口が裂けても言えないよね。
問題は、パクッタかどうかではなくて、どういう審査方法でどのように選ばれたかなんだな。例えば、オリンピック組織委員会の関係者１００名で投票して多数で選ばれたから、というなら合理性と説得力があるが、そうではなくて少数の幹部の談合で決められたとしたら、合理性はない。
その選考過程を明らかにする必要がある、森さん。
★森喜朗。
森喜朗は８月５日、「オリンピックにお金を惜しんではいけない」。
新国立競技場について、「五輪で終わるものではない。５０年、７０年残る物にしたい」とな。
しかしなあ、日本の場合、国の借金は１千兆円を既に超えていて、ＧＤＰの２倍強に達しているんだけど。
たった２週間の祭典に、豪華過ぎる新国立はいらない。
横浜日産スタジアムは世界に誇れる素晴らしい競技場（所有者・横浜市）だが、約６００億円で出来たという。
高いカネ使って、ゼネコン孝行やって、我々の税金のムダ使いはやめてくれ。
★ＪＲ横浜―桜木町駅間で電車が立ち往生し、大勢の人が大混乱に陥った電車停電事故。
電車の停止を禁止しているエリア内において、運転士はそれを知らず、先行電車が詰まっていたため停止したことが事故の原因だったという。
おいおい、そんなことが有り得るの？
Fail safe（フェイル・セーフ）という安全思想が全く無かった、ということだな。
人間というのは間違いやミスを起こすもの、しかし万一間違っても、事故や問題を起こさないように安全システムが作動し、機能するのが絶対の鉄則。
それをやらずに大量の人間を運んでいたなんて、JR東は鉄道運行失格だ。
★安倍晋三と野田佳彦。
野田さんが総理時代、本ページは「薄らバカの野ブタ君」と散々にヤユしたものだが、今回、野田さんは次のように安倍さんを批判した。
「総理個人の談話とはいえ、安倍談話を発表するのは、やめるべきだ」とな。
理由は、70年談話を出す意味のなさ。
１０年ごとに出す総理談話の中身を国際社会が批判する姿を想像して下さい。
馬鹿馬鹿しい限り。それに今年は、中国は抗日戦勝利70周年、韓国は対日正常化50周年となり、各々が国家的な反日イベントを準備している。虎視眈々と『戦後国際秩序に反旗を翻す日本』というレッテルを貼ろうとしている。相手国がオフサイド・トラップを狙っていることが明白なのに、そのトラップにわざわざ引っ掛かるのは愚かだ」。
良いこと言うじゃないか野田さん。
野田さんは、総理じゃなくて、野に置いていた方が味がある。
まあ、薔薇とか百合タイプじゃないし、野に咲くマーガレットかな。
★過去のデータを見ると、本ページが「薄らバカ」と形容した総理は、その日から１年以内に倒れている。
（じゅうめい）
