★安倍談話。
二度読んだが、点数をつければ辛めで、75点。
事前に「侵略」と「お詫び」を入れると安倍官邸はリークしていたので、安倍さん、トチ狂ったかと慷慨していたが、過去形で日本は充分にお詫びした、と述べたのでセーフ。
重要ポイントを挙げると、
1)日露戦争は、植民地支配にあった多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけました。
そう、日露戦争の日本の勝利によって、欧米列強の日本を見る目が変わった。そして当時のトルコはロシアに軍事圧迫されていた訳で、日本の勝利を我がことのように狂喜し祝福したという。
欧米列強の植民地進出に対して、当時の大日本帝国は国家存亡の危機として捉えており、日露戦争における日本海・海戦の大勝利は欧米列強の軍事圧迫を覆す原動力になった。
アジアの国々で欧米の植民地にならなかったのは、日本とタイだけなのである。
朝鮮? 当時は、日韓併合という国際条約で合法的に日本に併合されたことにより、朝鮮は植民地化を免れ、日本として生き残ったのです。
2)太平洋戦争における戦没者、300万余名(軍人兵士230万人、民間70万人)
赤紙一枚で230万名の若者が、お国のために戦死して、それで「侵略した」とか「お詫びする」などと安倍さんが述べたならば、戦死者の立つ瀬がないし、英霊は侵略者で犯罪者だったのか、だとしたらどうやって安倍晋三を指弾しようかと思っていたが、過去形にしたのはクレバーであった。
3)戦場の陰には、名誉と尊厳を傷つけられた女性たちがいたことも、忘れてはなりません。
これは慰安婦の問題だろうか、しかし一般論的に述べても意味はない。
日本が戦争に負けたとなるや、満州や朝鮮半島において、ロシア人と朝鮮人による日本人女性への強姦と暴行が横行した訳で、慰安婦などは高給売春婦なのだから、もし慰安婦のことを述べていたとしたら、マイナス点。
4)私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。
拍手、拍手、戦争は既に過去。
幕末において、長州(山口)と会津(福島)、長岡(新潟)が戦い、多くの血が流れたからといって、いまだに恨みを残しているとすれば愚の骨頂。
我々の子孫に憂いを残してはならぬ。
ゴロツキ連合の韓国と中国は日本を侮辱し、日本を攻撃しているが、これは銃とミサイルを使わない戦争をやっていることと同じ、日本は韓国と中国に反撃こそすれ、お詫びなどする必要はない。
お詫びを要求するなら、韓国と中国に与えた莫大な経済援助、ODA援助、そして韓国に残してきた日本の莫大な財産を返還してから言うのが筋であり道理だ。
日本から与えられるだけ与えられて、もっどお代わりとは、下種な人たちだな。それに日本と韓国は戦争などしていない訳で、1965年の5億ドルの援助金は、当時の韓国の国家予算が3億ドルの時代、いかに巨額かが分かるし、それは経済援助であって、損害賠償ではなかった。なぜなら損害賠償する理由と謂れはなかった。
5)日本は戦後の焼け野原、貧しさのどん底の中で、命をつなぐことができた。それは、先人たちのたゆまぬ努力と共に、敵として戦った米国、豪州、欧州の国々から、恩讐を越えて、善意と支援の手が差しのべられたおかげであります。
うまいなあ、この表現。
米国、豪州、欧州に感謝を述べて、韓国と中国は蚊帳の外。
それでいいのだ。
こうして安倍談話を分析してみると、意外に良い内容ではないか。
ええいッ、75点じゃなくて80点。
★昨晩の報道ステ。
早速、テレ朝(朝日新聞)は安倍談話を批判していたが、ということは安倍談話は良かったという逆証明ですね。
そして保坂正康が出て安倍談話を批判していた。それを古館が嬉しそうにして聴いていたのは、朝日新聞は日本人を韓国と中国の奴隷にして置きたいのか。
★靖国。
本日午後、靖国に参拝します。
(じゅうめい)