武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

加藤智大の顔は血で染まった秋葉原ゲーム

2008年06月12日 | 人間の欲望
日本は凶悪犯に甘すぎる。懺悔の値打ちもない。生きる値打ちもない。
加藤智大。
不条理なる連続殺人事件。
アメリカだったらその場で射殺されていた。
さて、再度、法務官僚と裁判所の怠慢と堕落ぶりを一部挙げてみよう。
夫を殺しバラバラにして捨てた三橋歌織は、たった懲役15年。
検察、弁護側双方の精神鑑定が、三橋歌織は心神喪失であったと認定しているにも関わらず、裁判官はそれを採用しなかった矛盾。これは裁判官を褒めるべきなのか、あるいは、それだったら時間の無駄だったと批判すべきなのか。
秋田で我が子と遊び友達の児童2人を無残に殺した畠山鈴香は死刑ではなく無期懲役。
山口県光市で若い夫婦のアパートに押し入り女性を殺し死姦し、泣きじゃくる娘の幼児を床に叩きつけて殺害した犯人を、最高裁まで8年かけて行ったり来たり、ああでもない、こうでもないと時間潰しの裁判。
東京渋谷・武藤歯科医の兄妹のバラバラ殺人事件は、何と判決はたった7年で、しかも妹をバラバラにしたことは無罪だという。
少年の首を切断し学校の門柱に置き、その他にも女子児童をハンマーで殴り殺した酒鬼薔薇(本名・東)は、たった7年で出所して、今は普通に市民生活を送っている。フランスでオランダの女子留学生を自分のアパートに誘い殺し、冷蔵庫に保管しながら人肉を食った佐川も、精神疾患者としてすぐに保釈され、今は自由の身だ。
心神喪失という便利な免罪符は、社会に対する安全と責任を保証しない。
逆に凶悪犯罪になればなるほど精神疾患という便利なレッテルを貼り、本来受けるべき断罪から自由になるという甘い教訓を社会に教えている。そしてそれらの精神異常者たちを再度社会に解き放つのだ。
それにまた、死刑が確定しても死刑執行まで何年も、場合によっては10年も生き永らえ、まるで余生を楽しむかのような刑務所の待遇は全く噴飯ものだ。
テレビ有り、ラジオ有り、新聞有り、読書三昧、野球大会有り、芸能人歌謡ショー有り、刑務所はヘルスセンターになってしまった。
現在、死刑確定者は100人もいるのだが、毎日の飯の心配もせずに、のうのうと暮らしている。法務省・法務官僚の怠慢、裁判官の堕落と無責任体制を非難しなければならない。
さて、加藤智大は、「自分は精神病である」 と訴え始めた。
実際、精神異常でなければこんな身勝手な無差別殺戮はできないし、真性の精神異常者であることは間違いないが、そうだからと言って免罪することは絶対にできない。迅速に死刑を確定し、速やかに絞首刑を執行すべきだ。 「挫折」とか「不満」とか言う甘えは許さない。

「政権与党が選挙を怖がってどうする」 昨晩、問責成立後の酒の席で小沢は咆えた。
問責決議が可決された福田さん、カエルの顔に何とかのような表情だったが。
同時に、福田さんを支えている党3役、官房長官らに対する問責でもあるのだが、皆、カエルの屁みたいな連中ばかりだから、昨晩は深酒とフテ寝だったと漏れ聞こえてくる。現実問題、今、総選挙をやれば、自民は半分の議席を失くし、150前後の攻防になるから、「選挙怖い」 が本音だ。
民主も問責が早すぎた感はある。 自民は問責決議に法的拘束力はないとうそぶくが、子供国会じゃあるまいし、常道なら解散はなくても内閣総辞職はあって当然だ。
それが出来ない一番の理由は、自民内の恐るべき人材枯渇であるが、往年の自民パワーがすっかり影を潜めたのは、小泉さんが自民を壊してしまったからと言えなくもない。好き嫌いは別にして、平沼、亀井、綿貫、小林興起などを放逐してしまったことにより、自民の力を削いだことは否めない。また未来の総理大臣と言われた野田聖子はボロボロだし、同じく自民のホープだった静岡・城内実も明日をも知れぬ戦いを強いられている。
そして一方、民主の舵取りをしているのは、元自民の猛者ばかりで、旧田中・竹下派対福田派という構図になっているのも何か因縁を感じさせる。
いずれにしても、福田さんに国家指導者の手腕を期待するのは、無い物ねだりだ。
後期高齢者医療制度を「姥捨て山」 に見立てられ、ハードランディングで多大なダメージを自民に与えてしまったのは、自民の勉強不足だ。
それにしても、今自民の鈍感さには驚くばかりだ。 幕末の徳川政権のダッチロールに福田政権が似ているのは歴史が語ることだが、徳川慶喜が大政奉還を果たし、徳川の時代に幕を引いたが、その役回りは福田さんになるのだろうか。
福田タイタニック号沈没まで後何日。

コメント
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