武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

出雲のお笑い家紋。  海賊と呼ばれた男。

2015年07月26日 | 人生の意味

★古代出雲歴史博物館(出雲市)。
またやっちまった出雲の博物館。
先月にも琉球王朝・尚家の家紋を逆向きにしてデータを出した為、ポスターやちらしに間違って印刷され、約80万円をかけて作り直したばかりだったが、今度も同じ間違いをやって新聞広告に掲載したという。
ここの学芸員というのは、お笑い芸人がやっているのかも。
つまり笑いと話題性を取るために。
新手の宣伝手法、ということだな。(笑)
みんなで、出雲の博物館に行こう。

★安倍晋三。
こういう政治の王道を歩かない宰相は、最後は自ら脆(もろ)くも崩れていくのではないのか。

国益というより私利私欲、つまり米国の言いなりになって権力の延命を図る。

自己犠牲を本分とする軍隊(自衛隊)の使命を、違憲状態のまま、不名誉な戦死に追いやる。

衆院は3分の2の議決権を有し、参院でも過半数を制しながら、国民に向かって真摯に憲法改正を訴えない、その怠慢と姑息さ。

つまり、エベレストに登頂するのに、ヘリコプターを使って山頂に立ち、登頂成功だと法螺を吹くような宰相だな。こういう宰相はいらない。

思うに、百田尚樹の小説「海賊とよばれた男」を読んだことがない、安倍さん。
この出光興産の創業者である出光佐三の立志伝を読んだらいいと思う。
時間がなかったら下巻だけでも為になる。


さて、出光興産の入社式における故・出光佐三の講話、
「君らは4年大学に行ったために自惚れすぎている。そして、人間が完成したように思っているが、人間というものは実に何も力はないのだ。この会社に入ったならば、まず俺は大学を出たという気持ちと卒業証書を捨てろ。
人間社会の人情の複雑な中に飛び込んで、その中で鍛えて鍛えて鍛え上げていくところに人間の偉さが出てくる。苦労をすればするほど人間は完成に近づくのだ」

ちなみに出光佐三は、戦前に神戸大学を出た超エリートだったが、推薦された三井物産を蹴り、小さな小麦商店に勤め、そして時代の流れと共に石油商へと転進する。
最後は日本を代表する石油・ガソリン会社(出光興産)の創業者になった立志伝中の人物。

人生の極意とは、
最期は何もかも捨てて、グッドバイ。
裸で生まれて裸で死んでいく。


(じゅうめい)

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西伊豆、電気柵殺人事件の真相。

2015年07月25日 | 事件

★西伊豆町の電気柵殺人事件。
単純な感電死事件であるにも関わらず、何かもう一つ分からないというか、すっきりしない事件だなあ、と思っていたら、ようやく霧が晴れて真相が見えてきた。
これは未必の故意という殺人事件なんだな。


まず、簡単な電気の話、
人間が誤って家庭用の100Vに触れても軽い電気ショックを感じるだけで、死亡するとか怪我をすることはない。
電気工事屋さんに聞くと、職業柄、100Vに触れることは普通にあって、軽いショックはあっても、生命に関わる問題にはならないという。身体が水に濡れていれば別だが、それは素人の話。
またIH調理器用の200Vに触れれば、電気ショックは大きいが、それでも即死するとか、大怪我をすることはないという。

それでは、なぜ、電気柵に440Vという高電圧をかけていたのか。
440Vが本当ならば、普通の民家にあるような電源ではない。
たかだか鹿や猪の動物に電気ショックを与え撃退するのに440Vという高電圧が、なぜ必要であったのか。家庭用電源の100Vを使って電気柵を手作りするならまだしも、日本の工場でさえも電源は200Vであるというのに、わざわざ昇圧器を使って440Vという高電圧をかけていた理由とは何ぞや。
市販の電気柵の電源は乾電池を使用して、9~12Vなのだ。


この疑問を調べて行くと、驚くべき事実が見えてきた。
西伊豆町の役場では、鹿と猪を有害獣と定め、捕獲すると鹿一頭につき5千円、猪一頭につき3千円の報償金が出る仕組みになっているという。

そして伊豆地方では鹿の肉が名産品となっており、ステーキを始めとして色々な食品(シグレ煮とかジャーキーなど)に加工されて販売されており、鹿一頭の肉につき2万5千円が支払われるのが相場だという。

つまり440Vの高電圧を使用した理由とは、電気ショックによる動物撃退ではなく、鹿や猪を一触即発で仕留める狩りであったのだ。
アジサイは鹿の大好物で、おびき寄せる為のエサとなり、山間に広がる畑に高電圧をかけた裸電線の電気柵を作っていたのだ。

そして死亡した父親は、この電気柵を仕掛けた人の親戚であったという。
それまでに殺された鹿と猪の「この恨み晴らさでおくものか」という怨念の為せる業だったのか、いずれにせよ、手痛いしっぺ返しを受けたものだ。

この電気柵を仕掛けた者は、電気工事法違反、重過失致死傷罪に問われ、民事では死亡につき1億円を超える賠償金が予想され、負傷した5人の治療費にも相当な金額がかかる。
せめて漏電ブレーカーをつけていればと後悔されるのだが。
一般的には漏電ブレーカーなど数千円で買える代物だが、440Vの高電圧になると、特注仕様となって高額になるかも知れない。


 

余談。
報道では100Vから昇圧器を使って440Vまで上げたとなっているが、実際問題、100Vを一次電源として440Vまで上げられる昇圧器というのは作れるのだろうか。
200Vを一次電源として400Vまで上げるということは、技術的に可能であるし、そういう特殊な使い方はある。なぜなら欧州の機械は380Vとか415Vを入力電源とするから、日本に持ち込んだ場合、工場電源の200Vから400Vへ上げる昇圧器を作るケースがある。
家庭のIH調理器を使用する場合、100V仕様もあるが、普通は専門の電気工事屋さんが200Vに改造してくれる訳で、家庭にも200V電源があって不思議ではないが、今回のケースでは、本当に100Vから440Vへ上げていたのか。
余談ながら興味が湧く。というのはそういう昇圧器を作るには、相当なコストがかかり、太い銅線コイルを大量に巻く為に、大きさといい、重量といい、半端なものではないのだ。


さて、話を戻す。
報道を見ている限り、奥歯に物がはさまったような記事が目に付く。
恐らく、西伊豆の地区では、多くの農家では高電圧の電気柵を使っているのが普通であり、その目的は動物捕獲の報償金目当て、そして観光土産用の鹿肉、猪肉の確保であったのではないのか。
しかも、役場と警察はそれらを知ってて見ぬ振り、地区でも公然の秘密となっていたのではないのか。
だとすれば役場と警察の罪は重い。

だから警察庁は、事件直後に秘かに緊急会議を開き、全国の警察署に電気柵に高電圧を使っているかどうか調べるように緊急通達を出したと聞こえてくる。そして使っていれば、「直ちに止めよ」と。

大ケガをした子供さんの手は、熱線で焼かれたように赤くただれていたという。


(じゅうめい)

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隣に韓国があるリスク。 誰も責任を取らない新国立。

2015年07月24日 | 人生の意味

★新国立。
舛添要一は、最大の責任は文部科学省にあるとし、「担当局長の首を切れ、それができないなら、下村大臣は自らが辞任するしかない」とな。

ネズミ男ながら、いやネズミ男だからこそ頭と弁が回る。
これは正論だな。
世界に向けた国家プロジェクトでコレだけの失態を招いた訳だから、政治家と官僚が責任を取るのは当たり前。
江戸時代だったら御役御免、へたをすると切腹だったろう。
それを安倍さん、「責任?わしゃ知らんがな」では指導力がないということ。
世襲の甘いボンボンだから、八方美人になる、そして緊張感が薄れ、タガが緩む。


★安保法制は違憲。
時の総理が、憲法学者の98%が「明白に違憲である」とする見解を聞かず、「安保法制は違憲ではない」と強弁する国とはどういう国家だろう。
そして元最高裁判事も元法制局長官2名も「違憲である」と表明したにも関わらず、安保法案を成立させようとする。
そういう国を少なくても法治国家とは言わない。
憲法学者は未来永劫に「安倍総理は憲法違反の総理」として断罪するだろう。

 

★学者と憲法改正。
安倍さんが来夏の参院選を見据えて、憲法論議を巻き起こし、参院でも3分の2の議決権を握り、憲法改正を行なったら、歴史に残る名宰相として賞賛されただろう。
維新を与党として抱き込み、民主党の保守派を巻き込めば、難しい話ではない。維新の参院選は事実上、2回目であるから、少なくても議席が倍増する可能性が高い。しかし安保法制を先にやって国民と憲法学者の反感を買い、さらに自衛隊員がバタバタ死んだら、今後50年間は憲法を改正するのは無理。

憲法学者が憲法理論に固執するのは当たり前、そうでなければただの無頼漢になる。憲法を改正すれば、新しい憲法理論を打ち立てるのが学者の仕事、そして法治主義を尊重する時の権力者を讃えるだろう。

 

★中国人の日本観光。
大量の中国人が次に日本に殺到すると考えられるのが「夏の花火大会」だという。中国では「春は桜、夏は花火鑑賞するのが日本の伝統」と伝えられているそうな。そして中国の旅行サイトでは日本の花火を「世界最美」と称賛している。だから、隅田川(7月25日)、江戸川(8月1日)、東京湾大華火祭(8月8日)がターゲットになる。

ところが困ったことに、中国人のマナーの悪さである。
やって来た大量の中国人がところ構わず道路に座り込んで占拠してしまう、そして「排泄問題」。
中国人観光客のトイレ騒動は世界中で頻発しており、屋外での子供の排尿、排便は当たり前。電車の中でも人目を気にせず排泄し、親は子供を叱るでもなく平然としている。
今年の春には、東京の花の銀座で子供に立ち小便させる中国女が問題になった。また、「洗面台で子供に放尿させる中国人がいて驚いた」とな。

日本は中国人の「爆買い」で大喜びしているが、爆買いも含めて、中国人の移動動物園を見ているようだ。

 

★サンフランシスコ市で慰安婦像の設置。
大阪市とシスコは姉妹都市だという。
そしてハシシタ徹は7月23日の会見で、「日本軍だけを取り上げるとすればアンフェア」と述べ、シスコ市議会に問い質すという。
「先の大戦時に世界各国がどうしていたのか。日本だけ特別に非難することはあってはならない。大阪市との姉妹都市関係や日米関係に影響する」と警告した。

安倍さんもこのくらい言わんかい。
世襲のボンボンは、本日もやる気なし。


★韓国。
本ページは日韓関係を「銃とミサイルを使わない戦争中」と発信しているが、そういう表現を他のネットで見たことがないのは、日本人の平和ボケのなせる業なのか。隣に韓国という国を持つ超リスクを日本人は本気になって考えるべき。韓国人の子供は小学校から徹底的な反日教育を叩き込まれ、先生が児童を反日デモに集団で連れて行くことが賞賛される国なのだ。韓国政府と韓国メデイアは徹底して日本を侮辱し、おとしめることによって韓国の評判を上げ、それが国格を上げることだと信じている。G7の経済大国である日本をバカにできる国、それが偉大な大韓民国であると。
千年に渡って中国の属国であり、世界に誇れる歴史を持ったことがない国が、自ら大韓民国と名乗るのだから、大笑いだ。
朝鮮人には、犬猫の鍋料理とキムチが似合っている。


(じゅうめい)

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日本人はなぜ、韓国製品を買わないのか。

2015年07月23日 | 国際外交の真実

★日本人はなぜ、韓国製品を買わないのか。

まず最初に述べたいことは、在日は別として、日本人は韓国とか韓国製品に全く興味がないということ。
ただ韓国製のテレビなんか、極端に値段が安ければ、2台目までは日本のメーカーにして3台目で買ってもいいかなと思うレベル。それもあくまでも日本の半分以下の値段だったらの話。
しかしメインの居間に置くテレビを韓国製にした場合、お客様が来たら、とても恥ずかしい、というのが本音ではないかな。

なぜ恥ずかしいの?
率直に言って、格が落ちる、ブランド力がない、品質の信頼性がない、そして気持ち悪い。
韓国とか中国製の場合、この「気持ち悪い」という感情が生じるのは否めない。
だって日常的に、国を挙げて日本を侮辱し、おとしめている人たちの製品にブランド力がありますか。気持ち悪いだけでしょ。
雰囲気が悪い、あるいは客を客と思わないお店に買い物や食事に行かないのと同じですね。


また、現代自動車は既に撤退したから普通には買えないが、東京で現代車を乗り回すことを想像すると、よほどの奇人か、朝鮮愛好者か、マニアックに見られるだろうし、そして、普通の感覚を持っていたら、朝鮮カーに乗るなんて、これも恥ずかしいし、人格を疑われる。


サムスン・スマホ?
日本を侮辱する韓国のスマホを使うなんて、吐き気がしそう。
中身は日本製のハイテク部品だが、日本ではサムスンのロゴでは売れないでしょ。
ああ、この前、サムスンのロゴを消したんだっけ?
サムスンを消して、ギャラクシーにするなんて、素性隠し?(笑)
日本では「お客様は神様」という言葉があるが、日本と日本人を侮辱する韓国人が作った韓国製品などブランド力はないし、買う気など起きません。

 

★安保法制。
安倍さん、テレビ番組に出て、火事の模型を使って安保法制を説明していたが、みっともない。お笑い芸人が安倍さんの物まねをやっているのかと思った。そもそも、火事と軍事行動は全く別物ですから。
隣の家の火事を消火して助けるのは当たり前、しかし棍棒と包丁を持って、隣の家に入った強盗と戦うのは有り得ないし、それは警察の仕事。
警察の武器使用は国民皆が納得し、拳銃とか棍棒の使用が違憲であるということはない。

これに関連して、村八分という意味を皆さん、御存知ですか。
昔、ある家に住む人(たち)を、ある理由によって、相手にしないという村の掟があった。その理由が合理的であろうがなかろうが、村の掟に逆らったとして除け者にした訳です。除け者ですから誰も相手にしません。
しかし、除け者にしたとしても、残りのニ分は相手にしたんですね。
その二分とは、葬式と火事なんです。
その家の人が死んだら葬式の面倒は見る、火事のときは消火をして助ける、ということが村八分の意味です。
だから安倍さんが、火事の模型を使って安保法制を説明するなんて、愚の骨頂だな。安保法制の核心部は、自衛隊員に戦って死ねと命令することですからね。それを火事と同列に扱うなんて、どういう神経してるんだろう。

 

★SHELLY(シェリー)。
タレントのシェリーは、父親がアメリカ人、母が韓国朝鮮人のハーフであって、日本人とのハーフではなかったそうな。
だから韓国家庭料理のチャプチェが作れるという。
ところで、チャプチェって何? 辛そうだね。
韓国朝鮮人というのは、三度三度キムチを食べるし、同じスープ丼に皆が箸を入れて口に入れるし、グジャグジャに掻き混ぜて食べるし、臭いし、まるで豚のエサなんだけど。


★中国で気をつけること。
今、中国では「跳楼」という言葉が流行っているという。
跳とは飛ぶこと、楼とはビルのこと、つまりビルから飛び降りて死ぬこと。
株の暴落で、2億人以上の中国人株主たちが、全財産を失って「跳楼」、つまり飛び降り自殺するケースが続出しているという。
ですから、中国へ行ったら、ビルの上から人体が降ってきますから、お気をつけ下さい。中国へ行ったら、上を向いて歩こう。


(じゅうめい)

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電気柵、イケメンのお父さんが死んだ日。  新国立、無責任のパス回し。

2015年07月22日 | 事件

★西伊豆町の電気柵事件。
イケメンのお父さん2人が子供を助けようとして感電死した事件。
働き盛りの40代、幸せ一杯の仲良し家族が一転、不幸のドン底に突き落とされるとは思いもよらなかっただろう。
家族の痛ましい悲しみを思うと、いたたまれない。

電気柵は対岸の自宅に住む男(79)がアジサイの花壇を動物から守るために約5年前に設置し、100ボルトのコンセントから電気を引いた手作りだったという。しかも最低限必要な漏電ブレーカーは取り付けられておらず、100Vが裸電線を流れていた。漏電ブレーカーがあれば、切れた電線が川に浸かっても、瞬時に電気が遮断されるから、助けようとした2人の父親は死ぬことはなかった。

この電気柵のセットは、ホームセンターや通販で普通に売られており、2万円から3万円が相場、市販セットの入力電源は乾電池使用の9~12Vで、しかも微弱電流のパルス方式だから、人間が間違って触れても、痛みを感じるだけで、ケガを負うことはないという。
少しのカネを惜しんで、重過失致死傷罪に問われ、しかも民事賠償は死者一人に付き、軽く1億円は超えるだろう。
ケガを負った奥さんと子供さんに掛ける言葉も見つからない。



★新国立。
都知事の舛添が、会見でこう言い放った。
「新国立の頓挫で誰がどういう責任を持っているかが全くわからない。これこそが無責任体制ニダ」とな。
安倍さん、ネズミ男に何か言われてますよ。
名付けて、無責任のパス回し。

 

★新国立の事業主体である日本スポーツ振興センター(JSC)。
デザインや設計などで約60億円の契約を結んだが、ドタキャンの為、相当の金額が戻らないという。

オリンピック級スタジアムの世界の建設費用は500億円から600億円だというのに、2520億円をぶち上げて、すべてが頓挫した責任者は事業主体のJSCの理事長である河野一郎とナンバー2の吉尾啓介(文科省官僚の天下り)、彼らの責任は重大だ。

そもそもゼネコンの入札段階から不正があったと言われ、JSCの建物を新築に建て替えする費用も、新国立の費用の中に潜りこませたのではないかという疑惑も浮上している。
この新国立問題、旧国立の取り壊し入札不正から始まって、一大汚職事件に発展する可能性がある。

 

★安倍さんの安保法制の本質。
安倍さんが安保法制の理由付けに、
「ホルムズ海峡の機雷掃海」とか、
「日本人を乗せた米軍艦艇が攻撃されたら、自衛隊が指をくわえて黙って見ている訳にはいかない。だから安保法制が必要なんだ」というが、世界最強の軍事大国である米国の艦艇や船舶に向かって攻撃を仕掛ける国などいないし、イランがホルムズ海峡を封鎖するなど有り得ないお伽話だ。
フセインがペルシャ湾を機雷封鎖した結果、どうなったか。米軍が乗り込んでフセインの一族郎党を皆殺しにしたのを見ても分かる通り、イランがホルムズ海峡を機雷封鎖などする訳がない。

さて、安倍さんの本音と狙いは、アフガンや中東の地上戦で自衛隊に軍事行動してもらうことだろう。最初は後方支援ということで米軍やNATO軍の食料、銃弾、燃料などの補給をすることになるが、その後方部隊だって、タリバンやイスラム国からミサイル攻撃、自爆テロ、狙撃を受けることは必至。
彼のドイツ軍はアフガンでは数千名が後方部隊として活動したが、結果的に55名が戦死し、何百名というドイツ軍兵士が戦争恐怖症(PTSD)を患い、今もその後遺症に悩まされている。それがドイツ軍を含むNATO軍(=ISAF)後方部隊の実態なのだ。
つまり仮に後方支援であったにしても、前線にいる戦闘部隊と何ら変わりのないリスクがあることを意味する。
それどころか、最前線は相手の攻撃は当然にあると思って行動するから、その分、火力を充分に駆使して、空爆や攻撃ヘリで相手を殲滅してから戦車や装甲車で侵攻するが、後方部隊は逆に民間人を装った自爆テロの恐怖にさらされるから、リスクも高くなる。だから後方部隊だから安全というのは気休めなんだな。

本ページの見解は、平時において、日本国憲法と98%の憲法学者を蹴散らして、安保法制(集団安保)をやるなど正気の沙汰ではない、ということ。
安保法制の前にやることは、正々堂々と憲法改正をするのが先。
衆院では3分の2の議決権を与党が持っており、また、時の総理が真摯に憲法改正を訴えれば、参院でも3分の2を獲得できるはず。その王道を進まないのは政治の怠慢であり愚かとしか言いようがない。

今回、違憲のまま安保法制を最終的に成立させて、アフガンや中東で自衛隊員がボコボコ死んだら、憲法改正は夢のまた夢どころか、自民党は参院選や次の総選挙で致命的な敗北を蒙るのではないのか。


(じゅうめい)

 

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