白神岳1235m 86回目 往復蟶山コース 里程13km 単独 21年03月09日

2021年03月10日 22時25分16秒 | Weblog

03月09日

今日は86回目の白神岳登山です。登山口に着いて準備して天上を見上げると満天の星とまでは行きませんがお天気は期待できそうです。前回は大峰分岐直下での転倒があり怪我してからは遅いと思い昨日からスノーシューとアイゼンをザックにくくりつけておきましたが、ザックが重いので普段使っていないものを取りだして重量を軽減しました。

4時42分今日の山行開始です。登山道には殆ど雪はありません。

今回も冬山コースを選択して分岐から蟶山を目指して行きますが、雪が全くなく壺足で行くが最初は登山道がはっきりしていて解りやすいが段々藪が激しくなり登山道も解らず、まして暗いためマーキングも見付けることができなくなって、あちこち彷徨いましたがどうしても見つからず道迷いになってしまい降りることにしました。下に登山道があるため下りて行けば必ず辿り着ける自信はあるので心配はしませんがただ時間が勿体なくて。結局ここで47分のロスタイムでした。雪でもあれば登ることがで来たのにと思いながら帰ろうかなと思いました。でも折角ここまできてと思い心を奮い立たせて夏道を進む。

蟶山、二股分岐で登山道を見ると雪があるのでここでアイゼンに履き替える。スノーシューをここでデポしようかと思いましたが何があるか解らないで重いけれど持って行くことにしました。何年ぶりのアイゼンでしょうか。まだ朝が早いので堅雪で歩きやすいが、アイゼンがスパッツとかアイゼン同士で喧嘩しないように注意して歩くがどうしても喧嘩する。

最後の水場を過ぎてこれから急登ですが、7日に登った人のトレースが東に直進している。私はトレースがない蟶山をチョイスして登るが途中でマーキングどうしても見付けることできず感を頼りに登るが結構東側の尾根にでました。ここでも上を目指していけば尾根にでますので大丈夫です。でも85回も登っていてルートを思い出せないとは情けないです。やはり特に冬山はGPSは絶対必要と思いました。

ブナ街道の尾根を歩くがトレースがあるのと堅雪で歩きやすい。いよいよ2.3kmのポイントでこれから急登が始まる。風が強くなってきましたのジャケットのフードを被る。段々疲れが溜まってくるしアミノバイタルと抹茶オレを飲みながら休み休み高度を稼いでいくが帰りの体力が大丈夫かと心配になる。

大峰分岐手前の最初の急登にさしかかるがアイゼンを装着していても横歩きしてアイゼンを喰いませて一歩一歩登って行く。次の急登では私が前回の登山で転倒したところで特に慎重になるし、雪が融けて口を開けて登山道が見えているので踏み抜きには特に注意が必要。何とか急登をクリアーして大峰分岐に辿りつき後頂上は直ぐそこです。ガスが中々晴れてくれません。尾根の登山道ははっきりしているので大丈夫です。頂上に9時26分到着です。

頂上の雪も大分融けてきたようで前に見えなかった頂上の標識も見えます。中々ガスが晴れてくれない。諦めてトイレを風よけにして私の大好きな大福と栄養剤と足の痙攣対策として芍薬甘草湯を服用し抹茶オレで水分補給をして下山開始。岩木山が一瞬の晴れ間に記録する事ができた。自撮りはカメラが何度も倒れてしまい失敗。

10時に下山開始。大峰分岐急登の雪が融け始めてきて登るときとは全く違ってきてアイゼンを何回も雪に喰い込ませて横になって下山する。何とか2つの急登を転ばないで降りることがで来た。スノーシュ-では無理であったろう思いました。

急登を降りたら急にガスカが晴れ最高のお天気になった。悔しいけれどもこうしたことはいつもあることです。小ピークを降りていたら狭窄症からくる左足が痛み出して、追い打ちをかけるように足の痙攣も始まり痛み止めと芍薬甘草湯を服用。これが3回もあり大変な思いをして下山しました。

最後の水場から、蟶山、二股分岐の間で何でもないところで雪を踏み抜き横の沢に転倒し木に左側の頭と左側の方をしたたかに打ち、寝ているようにひっくり返り起き上がれない。まずザックのベルトを外してようやく起き上がれました。頭はニット帽とバラクラバを着用していたので脳の中身と頭蓋骨は大丈夫でした。右肩は現在肩板を損傷しているの又かと思いましたが打ち身だけで済み事なきを得ました。助かった。

こうして何とか登山口駐車場着で今日はさ私人だけの登山者であったようで貸し切りでした。帰り白神川河口から見る白神岳は最高でした。いつもの食堂でソフトを頂き喉を潤す。

今日の山行は8時間半で、歩いた歩数は24000歩でした。

 

01.白神岳登山道入り口。4時12分挑戦です。

 

02.冬山分岐。登っていったら雪があると思っていましたが雪がなく、まだ暗いので登山道、マーキングテープも解らず降りることに。

 

03.降りたところが冬山分岐でなく、白神岳山頂5.5kmの表示版の所でした。仕方がなく夏山登山道を行くことに。

 

04.蟶山二股分岐から雪が積もっているのでアイゼンを装着。

 

05.最後の水場。雪融けで水量が豊富です。

 

06.7日に登った登山者のトレース。大助かりですが、これは蟶山にいく道ではなく、直進して尾根にでるコースで、非常に急なコースです。

 

07.これは私の足跡です。最後の水場から蟶山を目指すが又マーキングを見落し蟶山分岐を通り過ごして東側の尾根にでてしまった。

 

08.お日様にあたったブナの樹氷群。

 

09.

 

10.

 

11.

 

12.急斜面の雪が融け出し口を開けている。

 

13.お日様もガスが邪魔をしています。

 

14.大峰分岐着。9時9分。

 

15.弘前大学管理の塔とダケカンバの樹氷。

 

16.𠮷ガ峰、直角峰、太夫峰方面。

 

17.向白神岳方面。

 

18.頂上着火のシュカブラ。

 

19.ダケカンバの樹氷群。

 

20.トイレと、避難小屋。

 

21.9時26分白神岳の頂上。

 

22.雪も融け出してようやく頂上の標識も見えだしました。下は頂上にある急傾斜表示のポール。

 

23.「白神岳頂上」から見る360度ですが今日はガスがかかって殆ど見えません残念です。

 

24.白神世界遺産の核心地域のブナ林。

 

25.一瞬の晴れ間です。岩木山。

 

26.ダケカンバの樹氷群も融け初めてきて笹の葉も見え始めてきた。

 

27.十二湖コースの稜線。下山してくると晴れてきます。いつものパターンです。下は岩崎方面。

28.ブナの樹氷と木々トンネルの中を通って行きます。

 

29.毎年々所に咲いているフクジュソウです。今回も見られてラッキーでした。

 

30.登山道の入り口の駐車場には私の車一台だけ。今日の白神岳は私の貸し切りでした。

 

31.帰りの白神岳。本当に残念ですが下山するこのいい天気です。いつもの白神川河口かえあ。

 

32.白神岳登山図 西口庄司から抜粋。今日のルートです。行きは赤線で帰りは緑線です。

 

33.21年03月09日 白神岳登山時間

 

34.21年03月09日 毎日新聞 季語刻刻

 

35.21年03月09日 毎日新聞仲畑流万能川柳

 

10日に投稿ですが昨日転倒した時の頭と肩の打ち身が痛いのと、腰が痛いのと、狭窄症から左足の痛みと筋肉痛の痛みで今日は完全休養日の一日となりました。

 

誤字脱字がありましたらご容赦を。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする