藤駒ヶ岳 1158.1m 樺岱コース 距離? 2人行 21年03月11日 

2021年03月12日 15時37分52秒 | Weblog

03月11日

今日は藤里町にある駒ヶ岳(ここでは藤駒ヶ岳とします)登山に、白神岳ガイド協会会長でもあるし、名物ガイドである「斉藤栄作美」さんに誘われました。9日に白神岳に登ったばかりで体力と筋肉痛と腰痛からくる左足の痛みが心配されましたが、冬期の樺岱コースには中々行けない、いや今回が初めてで最後かもしれないとお誘いに感謝して、11日7時半にふじさと自然公園センターで待ち合わせ場所に行く。

そうするとスノーモービルに荷物を乗せるスノーダンプのようなものを取り付け段取りをして私の荷物と斉藤さんの荷物、スコップ等の道具を乗せてこれを牽引して行く段取りが終わりいよいよスノーモービルテで登山口まで12km雪の粕毛林道を走ります。

私は後部座席に座ります。初めて乗るスノーモービルで怖く感じますが、斉藤さんの運転は慣れたものですが慎重に進みます。時々沢から流れ出た水で林道が露出している所がありここでは安全第一で私が降りて進みます。

樺岱登山道の標識があり直進すると小岳へ行きます。右に曲がり粕毛林道と別れ樺岱登山道のアクセス道路に入るとまもなく登山口です。ここまで40分の道のり。

天候は晴れですが霞が勝っていります。上ではどのようになるのか不安。

ここで段取りをして9時にアタック開始です。最初から急登のような感じのする登りです。それにしても立派なブナ林が続きます。最初のピーク(展望台に着きますがここまで1時間掛かりますが、先日の白神岳の疲れが残っているのか流石に足が重たい。休み休み登りますが、斉藤さんは休むことなく一定の速度で登ります。流石と思いました。

ピークから前岳を目指して歩きますが風が強く頬が冷たくなりフードをしっかり被り、稜線歩きで雪庇が崩れそうになっておりクレバスカが口を開けていて怖いです。ここでも斉藤さんはストックテを突き刺して安全な場所を探しながら歩いて行きます。

前岳を過ぎるといよいよ藤駒ヶ岳が目の前に。斉藤さんがルート取りを説明してくれる。本当に急勾配のでスノーシューを喰い込ませて進む。雪は少し融け始めて最中状なので特に注意が必要。やはりアイゼンが必要と思ったが後の祭り。頂上直下の大きな木を巻いて後は10m程トラバースをして、雪庇を崩して進めば頂上に登れと思ったが、斉藤さんのジャッジはここの急登で滑落すれば死が待っているので今回はここで退却と決めました。最高の決断だと思いました。

スノーシュウではエッジを切れないと判断して壺足でエッジを切って下山する事にする。斉藤さんは立って普通に踵でエッジを切って下りて行くが私は転倒したら駄目だと思いお尻をつきストックをブレーキ側にして慎重に下りて行く。よくこの急登を登ってきたと思う。雪質によっても違うが、白神岳の急登とも違うようです。こんなに怖い思いをしたのは初めてです。又灌木等があれば又違うかもしれません。何とか急登を降りると今度は前岳までとピークまでの雪庇が口開けて待っているので踏み抜かないように注意して下山する。

ようやくピークまで降りて丁度昼になりお腹もすいたので山陰に風をよけての昼食。後これからは何の気も遣わずに降りられると思うとほっとする。

登りのピークまで1時間も掛かって登ったのに下山はたった25分で降りてしまう。

帰りの林道も雪が腐れてきてスノーモービルと言えども喘ぐようです。でも斉藤さんの上手な運転で事なきを得て登りよりも5分程時間が掛かってしまったが怪我をする事もなく今日の山行を終わることができました。誘って頂いて貴重な体験をする事ができたことを斉藤さんに感謝します。有り難う御座いました。

今日の山行5時間40分。歩いた歩数12500歩でした。

 

01.6時45分の空。

 

02.小岳方面に進む。

 

03.待ち合わせ場所の、ふじさと自然公園センター。

 

04.7時45分スノーモービルの荷台を取り付け準備するガイドの斉藤栄さんの運転するスノーモービルに同乗させて頂き登山口まで。

 

05.粕毛林道ふじさと自然公園センターを8時00分出発。樺岱登山口まで12km。

 

06.粕毛林道に別れて、これから右に折れて藤駒ヶ岳の登山道である、樺岱コースに入っていく。

 

07.8時40分藤駒ヶ岳登山口に着。12kmを40分で着く。スノーモービルを転回させる斉藤さん。

 

08.9時丁度登山開始。ここも立派なブナが沢山ある。

 

09.このブナ林が延々と前岳迄続く。凄いブナ林です。

 

10.ブナ林を登る斉藤さん。やはりガイドです。ペースを掴んでいます。

 

11.ようやく展望できるピークに到着。10時02分。

 

12.能代方面と、下は素波里ダム湖。霞んでいてこの時は他は記録できなかった。

 

13.前岳を目指して歩く斉藤さん。雪庇を踏み抜かないようにストックで突き刺して進む。

 

14.今日の藤駒ヶ岳。

 

15.前岳着10時30分。

 

16.八甲田山が霞の中にかろうじて見える。下は岩木山がはっきり見える。

 

17.いよいよ藤駒ヶ岳が見える。下は尾根の雪庇のクレバス。

 

18.頂上迄のルート取り。丸印は撤退場所です。

 

19.頂上の雪庇と頂上直下のトラバースと雪庇を乗り越えられないと判断してここで断念。11時00分。

 

20.下山は急斜面で雪が最中状になっておりスノーシューのトラクションレールではエッジを切れず下山できないと判断して、壺足で靴でエッジを切って無事急斜面を下山する。11時05分

 

21.前岳まで続く雪庇。下は前岳に立つ斉藤さん。前岳到着11時36分

 

22.白神岳が見えました。

 

23.ピーク着11時56分。

 

24.ピークの陰に隠れて風を避けて昼食。12時丁度。20分には出発。

 

25.雪庇が融けて氷柱が。ホワイトバランスが間違っていました。

 

26.21年03月11日 藤駒ヶ岳登山。斉藤栄佐美さんが運転する「スノ-モ-ビル」の後部座席から撮って見ました。

 

27.13時40分無事戻ることができました。今日の山行終了です。この砂ーモービルにも感謝。

 

28.21年03月11日 藤駒ヶ岳登山時間

 

29.21年03月11日 毎日新聞 季語刻々

 

30.21年03月11日 毎日新聞仲畑流万能川柳

 

藤駒ヶ岳の登山については斉藤さんに感謝、感謝です。何度もですが貴重な体験をさせて頂きました。

今日はこの登山の編集をしていましたが腰痛からくる足が今頃になって痛み出したきました。

明日からは家庭菜園の精出さなければと思っています。

03月13日 「斉藤栄作美」の名が間違っていましたので訂正しお詫び申し上げます。

 

誤字脱字がありましたらご容赦を。

 

コメント
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