離れ折紙 A guaranted paper

黒川博行の『離れ折紙』を読みました。
骨董品業界、鑑定業界の短編小説集でした。

友人が、刀剣の鑑定士で売買商をしていること、TV番組の「なんでも鑑定団」を見るのが好きなこと、油絵を描くことが趣味であることなどから、この小説のテーマを興味深く、読みました。

京都において、芸術品が本物か贋作か、騙すか、騙されるか、テンポ良く、物語が進みます・・・。
6篇の短編ともに、面白かった。
この種の話は、現実にあるだろうなあと思いながら、読みました。
読み易い小説でした。

私の読後評価は、4☆です。
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