読書と旅行の感想記 Impression of reading and travel
テリールーム terryroom
団塊の秋 Dankai at autumn
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/3c/577077f4e9257c09ef9a9996e2ae33b4.jpg)
面白かった、良かった。
近未来小説でした。
2015~2028年、団塊の世代は、想定外の人生に直面する・・・。
団塊の世代、男女7名の人生を通して、物語が進みます・・・。
大学4年の時に、アメリカ旅行を一緒にした7名のその後の人生は・・・。
官僚、毎日新聞の編集者、銀行マン、弁護士で民主党議員、三洋電機マン、高校教師、上越地方の土建屋の7名は、どのように人生を送ったのか・・・。
高度成長期、バブル期、リーマンショック期、グローバル期、少子化期をどう過ごしたのか・・・。
この小説は、現在進行中の日本の状況を確認しているようで、現実感一杯でした。
たそがれ、秋から冬に入る日本と団塊の世代を確認するようで、なるほどなあと思いながら読みました。
これからの日本経済は、円安と油の価格の高騰で、製造業が無くなったことと、海外への生産移管で、輸出が増えないので、物価高になると予測されていました。
少子化が進む、人口減少となると予測されていました。
この小説を読んで、7名の人生は悲惨になることはなかったが、衰退していく、そうなんだろうと思ったので、私の読後評価は満点の5☆とします。
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