蛇行する月 The moon meandered

桜木紫乃の『蛇行する月』を読みました。
この作家の小説は、読むのはこれで2冊目です。
関連する話、繋がった話の、短編小説集でした。

道立釧路高校を卒業した、女性たちの話でした。

どこか薄幸な彼女たちが・・・。
苦労を抱えながら、北の大地でもがき生きる・・・。
それでいて、作者の温かい視線があり・・・。
どこか希望を感じられて・・・。

文章は読みやすく、話の展開とテンポも良く。
読み終わったときは、なぜか、彼女たちに良い人生があればと。

私の読後評価は、女性作家の小説はあまり読まないので、甘くしたく、4☆とします。

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