下克上 Supplanting

今日は、「歴史と文学の人々」の講義を受講しました。
斉藤道三を例にとって、「下克上」を学びました。
今日も、若井先生の明調子、名解説で、あの時代のこと、下克上のことが良く分かりました。

下克上とは、
*室町時代になると、守護の力が強まり、守護大名と言われる。
*守護大名、守護代、家臣のピラミッドが崩れて、力のある家臣がトップになる。
*司馬遼太郎の『国盗り物語』の世界となる。

斉藤道三は、『信長公記』と『六角承禎条書』によると、
*父が京都から流れてきて、長井家の家臣となった。
*その子の道三が、長井家(守護代)と土岐家(守護大名)を滅ぼして、戦国大名となる。
*道三は息子義竜に殺される。
*織田信長は道三の娘婿で、義竜亡きあとの岐阜を略奪する。

混乱の時代の下克上のことが、よく理解できた。
今の世は混乱の世ではないのだろうか、下克上は起こらないのだろうか。
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