tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

イタ飯の話

2012-03-01 22:38:42 | プチ放浪 都会編

  
 

バーカロ(居酒屋)めぐりで終始してしまうと、ちゃんとした食事をせずにこの旅行が終わってしまう。
初日にベニスの中心で迷子になっている間、何度か入ったバーカロのサンドイッチだけで一日の食事(20?ぐらい)が終わってしまったので、たまにはちゃんとしたレストランに入ろうと決めた。
でないと、パンやチーズ、ハム、ケーキといった食事になり、野菜の摂取不足になってしまう・・・。

ということで、店の前でカメリエーレ(ウェイター)が客引きしていたサンマルコ広場の裏路地のリストランテ。注文は白ワインと、ボンゴレ・ビアンコ。
リストランテでは、やっぱり、カメリエーレがかっこいい。

日本でもそうだが高級なレストランでは、店で待ち構えているウェイターたちが、その店の評判や雰囲気を請け負う。
たとえ言葉がわからなくても彼らは強い味方だ。お勧めの料理はもちろん、おいしい食べ方に始まり、近くの観光スポットを身振り手振りで教えてくれたり、気に入った客にはデザートをオマケしてくれたり・・・。

さて、一人さびしく食事していると、写真を撮れと言わんばかりにカメリエーレが話しかけてくれる。
皿を下げに来る時は、
「どうだった?おいしかったでしょっ??」
リストランテでいかに客を楽しませるか。彼らはサービス精神にあふれている。
そして彼らと仲良くすれば、大いに食事を楽しむことができる。
ポーズを決めてみせる彼らの写真を撮ってあげたら、リモンチェッロ(レモンのお酒)をごちそうしてくれた。
・・・やっぱ、こんな応対を受けると、通いたくなっちゃいますよね。

さて、会計は38?。チップを5?足してと。
ん?ランチに5000円弱?昨日のランチの値段の十倍!
さすがに観光地ベニスだけあって、リストランテでの食事は当然のことながら高い。といっても、先日のJ-Waveで、ピストン西沢氏が、「ローマで8000円のパスタ!(涙)」と言っていたから、金満日本人のツアー旅行者たちにはあたりまえの値段なのだ。

・・・だがこちとら、学生時代からの筋金入りの貧乏旅行者だ。ただ、最近、ガイドブックやら、ウェブのグルメサイトなどの安直な情報に頼ってしまっていて、極貧旅人としての動物的なカンを失いつつあるが・・・。
いかん、いかん。ぼくの旅の目的は、その土地に住む人たちの生活を観察することにある。
高級なリストランテでの食事は、添乗員に連れられてぞろぞろと入ってくる日本人団体旅行者たちに任せておけばよい。イタリア通の彼らが、その高級レストランの詳細をネットで報告してくれるだろう。ぼくはぼくの道を行く。。
ということで、地元の住民たちが通うトラットリアを探して、ひたすら彷徨。・・・っつうか、また迷子(爆)。。


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