仕事をいつまでも現場でというのは夢だが、そういうわけには行かない。いつの世でも、世代交代が必要だからだ。
なので、ここしばらくはオーガナイザーとしての仕事をしている。
さて、外部の委員を招聘しての外部委員会の開催はそんなにめずらしいことではないだろう。研究の職種に限らず、tetujinにはまったく未知の世界である経理の分野でも、税理士の先生を招いて、税務会計(?)をしているはずだ。
役人など公務員のことは良く知らんが、大学の先生など、準民間の人たちに「委員」として会議に出席してもらうからには、「謝礼」と「交通費」の支払いが世間の一般常識だ。
「謝礼」はわかる。「原稿料」などと同じく臨時収入。100万円を超える「謝礼」があるかどうかは別にして、常識的な額の「謝礼」なら、源泉徴収分として10%引いた額が支払われる。支払う側が「謝礼」の取得者の代わりに源泉徴収分を国に税金として納めることになる。
問題は「交通費」。たいていの場合は、委員会の会場までの「交通費」を実費精算することになる。
来ていただいた先生にいちいち「交通費」を請求してもらうのも心苦しく、前もって、勤務先から会議場所までの交通費をこちらで調べ、現金で交通費として支払うこともあろう。
・・・問題となったのはこの「交通費の現金での支払い」。
税務署の言い分は、「だれかの車に便乗してるかも」とのことで、現金で支払った車代のたぐいは収入として扱い、「交通費」には源泉徴収が必要とのこと。
すなわち、実際に交通費を支払って会議に出席している委員は、切符を買う際に消費税5%を支払い、さらに源泉徴収分10%の税金を支払うことになる。2重取り。やらずぶったくりのたぐい。
・・・いくらなんでも、おかしいだろう。
「疑わしきは罰せず」と言う言葉がある。いや、この場合、切符を買う際に消費税を支払うことが明白だから、税金を2重取りする税務署は確信犯ということになる。国民の利益を守るべき公務員の搾取とも言える重大な犯罪だ。
「おかしいじゃん」。経理の女性と口論となったのだが、彼女はもう税務署員と話はしたくないとのこと。税務署から、これまで支払った委員会交通費すべてについてやり直しをさせるとの脅かしを受けたらしい。・・・権力をカサに着た強奪。過去の「間違い」には目をつぶるとの厚情のお仕着せだ。
仮にこちらの考え方が間違っていたとしても、小役人個人の判断で見逃していいのか?
「500円ぐらいの交通費だったら、だまって10%の源泉徴収を払ったほうが賢いのよ」
・・・国の歳入が減っているので税収を倍増させたい気持ちはわかる。それだったら、国家公務員と言う名の犯罪者たちを整理したほうがよくね?
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