まだまだ寒い北風の吹く日だまり。風に吹かれてビル街を行くとついつい口ずさんでしまう。ラ・ドゥース・フランス。
シャルル・トレネの名曲だ。ナチ占領下で密かに歌われていたという愛国歌。日本では、「優しいフランス」とか、「懐かしい国フランス」、「美し国フランス」などと訳されている。
「歌う狂人」と言われたトレネは、ジャズのようなリズムでシャンソンを歌った。弾むような明るい曲調。
もはや年寄りの戯言にしか聞こえないかもしれないが、ぼくが子どもの頃、シャンソンは当たり前のようにそこいらから聞こえてきて、誰に教えられなくても知っていた。ぼくと同じ世代なら、トレネは知らなくても「ラ・メール」はどこかで聴いたことがあるだろう。
トレネはフランスへの愛を歌った。「France」という固有名詞は女性名詞だから、やはり「Douce」は「優しい」という意味だろうか。フレンチたちには嫌なところもあるけれど、この曲にはフランスの良さ、魅力があふれている。
今日の紅茶は「doouce France」。
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飲みごろという鉄瓶を傾けてカップに注ぐとフルーティな香りが辺りを満たした。
ごちそうさま。
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