tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

ランチde世界放浪(8)

2012-03-27 22:16:52 | 日記

 

ベトナムのファーストフードじゃね?フォー。
 ベトナム料理・ビストロ オーセンティック
   東京都台東区浅草1-1-12 浅草地下街
    03-6802-8545

「深夜特急」を書いた沢木耕太郎氏がサイゴンを訪れた時、言葉の通じない町中でなんとか生きていけると思ったというフォー(「一号線を北上 せよ」より)。
ベトナムは、中国語の「越南=南方に建てた越の国」に由来する。古来から中国文化の影響を強く受けてきて、中国の華南同様に米食文化だ。
だが、料理の付け合せなどに生野菜やコリアンダー(ザウムイ)、ドクダミ、バジル、タデなどの香草やもやしをふんだんに用いる点は、ラオス、カンボジア料理に近いのかもしれない。

ベトナムで最もポピュラーな麺類の一つは、平打ちライスヌードルのフォー。スープは、ビーフ、チキン、あるいは魚介ダシ。これに香草やもやしを加えて食べる。
好みによって生の唐辛子(?t)、ライム(Chanh)、タマリンド(Me、酸味料)で味付け。ベトナム料理はあまり辛いというイメージがないが、ベトナム唐辛子は日本の唐辛子に比べてぴりりと辛い。

「一号線を北上 せよ」は、沢木耕太郎が50代になってベトナムを旅した時のエッセイだ。
彼は、カメラマン横木安良夫の写真紀行「サイゴンの昼下がり」 、近藤紘一の「サイゴンから来た妻と娘」に触発されてホーチミンに向かう。
時代も社会も、そして彼自身も年齢を重ねて旅のスタイルは変わっていた。「深夜特急」のころのような若さと体力に任せて好奇心が向くままにという旅ではなくなっていた。
だが、メコンデルタの豊穣さが伝わってくる。いつかは行ってみようっと。
アオザイ姿の女性の色気が伝わるベトナム。。


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