ごきげんようでござる!
やはり、サイバトロン総司令官コンボイ(01、コンボイ、3900円)を名乗るのであれば、トレーラーが一番似合うでござる。
ちゅー事で今宵は、2008年販売の「変型!ヘンケイ!トランスフォーマー」版コンボイ(C-01、コンボイ、3150円)の紹介でござる!
本品は2006年に海外で販売された「CLASSICS」版オプティマスプライム(日本未販売)の塗装パターンを変更し、メッキ処理を追加した事により初代コンボイの玩具的イメージに近づけた商品でござる。
なるほどデザインも今風にリニューアルされているでござるが、しっかりとコンボイに見えるデザインには感心するでござる。 (うん!)
しかし・・・ 本品はヴィークルモードでは特筆すべきギミックは何もないシンプルな商品なのでござる。
せめて・・・ コンテナが付属していれば良かったのでござるが残念ながら販売価格の都合上オミットされてしまったようでござる。
まあ、トレーラーキャブだけでは締まりが無いので、コンテナでも牽引したいのでござるが、流用できそうな初代コンボイ用のコンテナは大きさ的には問題ないのでござるが、牽引用連結器の形状が異なる為に、乗せるだけの状態でコンテナも水平位置を維持できないのが残念でござる。
う~む・・・ 専用コンテナが欲しいところでござるな・・・
なお、本品には第三者メーカーより、非公認のコンテナ(改造パーツ?)が販売されていたりするのでござるが、拙者は手を出していないでござる!
ロボットモードの変型は適度に複雑であり心地よいでござるが、何と言ってもロボットモードのプロポーションの良さとリニューアルされたデザインは文句無くコンボイでござる!
新解釈のルーフパーツを背中に背負い排気管をショルダーキャノンとする重武装と両腕に残された車体側面パーツが盾風で実に面白いデザインでござるな。
しかも、胸部のクリアパーツがクリアブルー仕様でござるから、グッバイセット版コンボイ(GOOD BYE CONVOY、6980円)を思わせる小憎らしい仕様でござるよ。
なお、バックパックのルーフパーツはイオンブラスターに変型しショルダーキャノンもコンボイガンに変型するでござる。 手持ち武器を背中に背負う事での余剰パーツ対策や、ショルダーキャノンを逆に取り付ける事での仰々しさを軽減しているデザインも一般人を威圧しないデザインとして評価したいでござる。
ショルダーキャノンは文字通り、両肩(正確にはバックパックに装着)に担いだ武器でござるが、大火力の火器と云うよりは連射系の支援火器ぽいでござるな。
取り外したショルダーキャノンはコンボイガンとして保持できるでござる。
コンボイガンは形状的に使いやすそうなので通常戦闘用なのでござろうな。
なお、外装パーツを展開する事により盾としても使えそうなデザインも良いでござる。
そして、ルーフパーツが変型するイオンブラスターが大火力系の武器なのでござろう。
イオンブラスターは、そのまま背中に装着できたり、両手に保持できたりと自由度は高いでござる。
そう! 変型×2版コンボイは単体でも重武装なのでござるよ。
力強いコンボイのイメージとしては両手武器も有りなのでござるよ。
まあ本品はヴィークルモードよりもロボットモードに重点を置いた商品であり、ミサイル発射等のギミックを搭載していないアクション重視の商品でござる。
そう、下手にギミックを仕込まなくとも、それ相応の商品は出来るという見本でござるな。
まあ、問題は・・・ このままでも良いのでござるが、オフィシャルの追加パーツが販売されるか、改良品が販売されるかは今後の変型×2・・・ あるいは海外展開の「UNIVERSE」でのコンボイの立ち位置が気になるところなのでござるよな~
そう! 2010年にはロディマスコンボイ(C-77、ロディマスコンボイ、2200円)が復活しそうなので、コンボイもコンテナ付きのダウンサイズ販売して欲しいものなのでござるよ。
変型×2版のガルバトロン(D-06、ガルバトロン、2310円)の大きさとトランスフォーマー2009に掲載されていたDELUXEサイズのコンボイの試作品が気になるのでござるよな?