2001年トランスフォーマーは従来の世界観を白紙に戻し、再スタートした「TRANS FORMERS ARMADA」は2003年に「超ロボット生命体 トランスフォーマー マイクロン伝説」として日本でも販売されるようになったでござるな。
日米共同開発の事も有り、サイバトロンの司令官コンボイはトレーラーであり、合体要素も導入される事になったでござる。
ちゅー事で、今宵は2003年販売のマイクロン伝説版コンボイ(MC-01、コンボイ・スーパーモード、6000円)の紹介でござる!
本品はTVアニメのイメージに近づける為に2001年販売の海外版(ARMADA、オプティマスプライム、日本未販売)とは塗装が異なっており、パッケージも縦置き横置き可能なリバーシブルデザインのパッケージになっているでござる。
マイクロン伝説版コンボイは初代コンボイ(01、コンボイ、3900円)の完全なリメイク商品でござるから、コンボイと牽引するトレーラー及びパートナーマイクロンのプライムの、3つのモジュールから構成されており、トレーラー部分はSF的(?)なデザインに成っているでござる。
新システムであるマイクロン連動ギミックとマイクロンを絡ませた基地遊びは、マイクロトランスフォーマーの発展型と呼んで差支えが無いでござるな。
さて、「マイクロン伝説」は従来のトランスフォーマーとは世界感の異なる連動性の無い設定でござるが、本作より導入された多次元世界の異なる世界で繰り広げられる別次元の同一人物を定着させた作品であり、以後の日米の異なる展開も過去の作品も別次元の同じトランスフォーマーで説明できる便利な作品となったでござる。 (笑)
ちゅー事で、マイクロン伝説版コンゴイは、初代コンボイとは別人でござるが、別世界の同一人物らしいのでござるよ。
言い換えれば、日本版「マイクロン伝説」も米国版「ARMADA」も同一作品でござるが、次元の異なる別世界であるとも考えられるのでござるよ。 (笑)
さてさて、コンボイの本体部には電子ギミックが搭載されており、ボタン電池(LR44)3個使用により、発光&電子音ギミックを作動させるでござるが、ヴィークルモードでは効果的な作動は無いでござるが変形に連動して赤外線信号などを送信するでござる。
コンボイ自身にはマイクロンジョイント凸を2箇所有するももの、連動ギミックは無く、マイクロンを乗せるかコンボイガンを装着する事しかできないでござる。
・・・しかし・・・ スーパーモード時の拳がむき出しなのは何とかならなかったのでござろうか・・・
まあ、TVアニメではスーパーモード合体時に効果的に描かれていたでござるが。 (笑)
ロボットモードのデザインは初代コンボイのシルエットを残しつつ、G2版バトルコンボイ(TRF-13、バトルコンボイ、3800円)的なパワフルなデザインは正に新生コンボイと呼べるデザインでござる。
胸部カバーを開閉する事で、マトリクスを見ることが出来るデザインや頭部を押す事によりコンボイのマスクが可動するギミックも、ビーストウォーズ商品以来のアクションギミックでござる。
付属武器である両腕に装備されているマグナムレーザーはクリアパーツ製で取り外して組み合わせる事により手持ち武器となり、コンボイガン同様、スーパーモードの右拳内に装備された発光ギミックにより、赤く光らせる事が可能でござる。