ごきげんようでござる!
戦車という特殊車両は戦闘目的だけの車両であり、たとえ戦闘目的である正義側陣営に置いても露骨に配備しにくい戦闘車両でござるから、トランスフォーマーでも正義のサイバトロンに所属する戦車系トランスフォーマーは、SF風な戦車以外は軍用色を廃止て、民間風なカラーリングで登場していたりするでござるな。
ちゅー事で今宵は戦車に変形する。1989年に「トランスフォーマー 超神マスターフォース」商品として販売された、サイバトロン火炎戦士、ハードスパーク(C-313、ハードスパーク、580円)の紹介でござる!
本品はフリントギミックにより火花を噴出し走行するスパークダッシュ商品の一品で、海外ではスーパークボットとして、成型色がオリーブドラブ(?)に変更されたカズル(日本未販売)の名前で販売されているでござる。
まあ、海外(アメリカ)では世界の警察である正義の軍隊 が使用する特殊車両でござるから、日本ほど神経質でないので軍用色でも問題はないのでござるが、日本ではイロイロと問題があるらしく銀色で、軍用ではない特殊車両らしいマーキングや銀色のボディなのでござるよな。 (笑)
しかも、海外名であるカズルは、日本のイメージでは怪獣ぽいので、デストロン側の怪獣モンスター型スパークダッシュ商品であるガズル(Dー319、ガズル、580円)に受け継がれているのでござるよな。 因みに、ガズルの海外版は紫色のボディでシンダーソアー(日本未販売)でござる。
なお、戦車の武器といえば戦車砲なのでござるが・・・
彼の場合は設定されている武器は不明で、体当たり攻撃が得意と設定されているのでござるよな。 (笑)
う~む・・・ 戦車でありながら、戦車砲が使えないとは、陸上自衛隊を思わせる涙苦しいサイバトロン戦士でござる。
ロボットモードの変形は非常に簡易であり、ポロポーションもダメダメなのでござるが、デザインは悪くないのでござるよな。
もっと大型商品でキッチリ作りこめば良い商品に成りそうなので、是非にリメイクしてもらいたいものでござる。 (うん!)
なお、ハードスパークの能力値は体力(7)、知力(3)、速度(4)、耐久力(7)、地位(3)、勇気(6)、火力(8)、技能(3)で設定されており、性格は記載されていないでござるが、すぐに方向を変えられない弱点があることで、猪突猛進な性格であると思われるでござる。
しかも、必殺技は「キャタピラファイヤー」と云う自分の重量を利用し、地面とキャタピラの摩擦で火炎を起こして攻撃する技を使用するそうでござるが・・・ とことん戦車砲は使いたくないらしいでござるな。 (笑)
そう! アレが・・・
「戦車砲は最後の武器だ! 我々はスパークダッシュだ!」
等と云うフレーズなのでござろうな。
まあ、TVアニメ未登場なのが惜しまれるでござるよ。
因みにスパークダッシュ商品は海外(欧州)ではG2商品としてクリアボディで再販売されているのでござるが、戦車型のカズルとシンダーソアーは販売されていないのでござる。 (?)
う~む・・・ 欧州では、流石にサイバトロン(オートボット)で戦車は不味かったのでござろうか?
まあ、戦車のイメージは御国柄でござるな。 (笑)