ごきげんようでござる!
今宵も前回に続いて「ロボットマスターズ」ネタで、惑星エネルゴア(太古の地球?)より参戦のビーストコンボイ(RM-11、ビーストコンボイ、1480円)でござる。
本品は2004年に販売された完全新金型による商品であり、1997年に販売された「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ」版コンボイ(C-1、コンボイ、2980円)のダウンサイズの廉価版商品でござるが、ロボットモードのプロポーションなどはTVアニメ(CG版)を参考に造形されているので、小さいながらも程よい完成度を誇る商品でござる。
なお、ロボットマスターズでは何故かスペック値の表示が8項目から5項目に変更されているでござる。
しかも、商品商標上、コンボイ(RM-01、G1コンボイ、1480円)との混乱を避ける為に、ビーストコンボイの俗称を商品名で登録したようでござる。
まあ、ゴリラに変形(変身)するビースト戦士でござるから、俗称のビーストコンボイでも良いのでござるが、彼の場合は新コンボイ・2代目コンボイ・ゴリラコンボイ・子安コンボイ・マキシマルズコンボイ・オプティマスプライマルなどなどの俗称を持っているので、トランスフォーマー全史を研究する上では、オフィシャルで名前を統一してもらうと有難いでござるな。 (笑)
さて、商品はロボットマスターズ新金型使用商品に付属する共通デザインのミサイルランチャーが付属するでござるが、本体はロボットモードを重視しているために、ビーストモードでのプロポーション及び造形は少々不満のある商品だったりするのでござるよな。
そう! ゴリラの顔はコレはコレで愛嬌が有るのかもしれないでござるが、瞳が書き込まれていないので、無表情で怖い感じがするのでござるよ。
しかも、ビーストモードでは顔を下向きにしているのも、ちと不満が残るでござるかな?
コンボイ 変身!
ロボットモードへの変形は簡易で、背中に収納されたプラズマキャノンも可動するでござる。
しかしまあ、何よりも驚かされるのはロボットモードのプロポーションであり、TVアニメでのイメージの強い口を露出させたマスクの造形でござるな。
まあ、C-1版コンボイでは造形されていない口は、TVアニメ側の演出上のアイデアであり、商品では既に出来上がっていたので間に合わなかったのでござるな。
故にマスクの開いたコンボイが好きな御仁には長らく待たせた商品でござる。
商品ギミックは、ドラミングギミックやミサイル発射ギミック及び右腕に収納されたハンマーは削除削除されているものの、背中にはサイバーブレードが収納されており、両手に保持が可能なので、TVアニメ重視の御仁にはピッタリの商品でござるな。
更に両腕にはメガブラスターが収納されており、よりTVアニメに近い商品と成っており、付属のロボットマスターズ標準ミサイルランチャーも保持方法は微妙でござるが、玩具的な仕様も忘れてはいないでござる。 (笑)
まあ、全体的な商品イメージは販売価格を考えれば納得がいく商品でござるな。
しかも、本品は2007年にテレもちゃ版コンボイ(TM-01、コンボイ、2625円)として再販されているのでござるが、テレもちゃ版は塗装が強化されており、よりTVアニメのイメージに似た商品に仕上がっているでござる。