ごきげんようでござる!
前回のマイクロン伝説版ウルトラマグナス(MC-14、ウルトラマグナス、2980円)に続き、海外にて展開されたENERGON(日本名、スーパーリンク)版ウルトラマグナス(日本では、Toy,s dream projectによりパッケージに日本語シールを貼り、ウルトラマグナス&スペースマイクロンの商品名で4500にて限定販売)の紹介でござる!
本商品は前年度のマイクロン伝説(海外名、ARAADA)版のウルトラマグナスとスペースマイクロンチーム(MM-13、スペースマイクロン、980円)の成型色変更品のセット商品でござる。
ENERGON(スーパーリンク)は前作であるARMADA(マイクロン伝説)の数年後の物語であり、日米共に時間軸は連続した世界観でござる。
しかし、同じ世界観にも関わらず、日米では細かい設定や名称が異なっていたりするでござる。 そう、単純に考えればENERGON版ウルトラマグナスは、マイクロン伝説版ウルトラマグナスが、パワーアップした姿と捉える事ができるでござるが、日米の設定の違いから単純にENERGOG版ウルトラマグナスとマイクロン伝説版ウルトラマグナスは別人のようでござる?
そう、日本展開のマイクロン伝説版ウルトラマグナスは、マイクロンのマグナスが本体で、トランスポーターに合体するヘッドマスターでござるが、海外仕様のARMADA版オーバーロードは、本体がトランスポーターであるトランスフォーマーのオーバーロードと頭部に合体するミニコンのロールアウトがチームを組む海外版ヘッドマスターでござる。
従ってENERGON版ウルトラマグナスの名は、トランスポーターに変形するトランスフォーマーの名前であり、牽引車(装甲車?)に変形するミニコンの名前はノックアウトでござる。
商品は、成型色変更により改名した訳でござるが、問題は改名による個人識別でござる。
旧商品(G1)の場合なら、同デザインで色が異なり名前が違えば別人でござるが、2000年以降の色変えパワーアップにより、名前の前後にスーパーとか何とか付け加える場合も有れば、出世魚の様に改名する場合もあり、別人と識別できない問題が発生するでござる。 ・・・困った事に改名の法則性も断言できないでござるよ・・・ メガトロン様の場合ならガルバトロンに改名する法則は海外版でのみでござるが・・・ 基本的にレギュラーキャラクターは改名せず、その他の商品は、商品数を増やす為に別人とする改名が支流であると思うのでござるが・・・
ただ、ひとつ言える事はミニコンの扱いでござる。
基本的にミニコンは成型色が変わっても同一名で呼ばれる事がおおく、別次元の同一人物(アルマダ理論)だったり、ミッションによる別カラーリングだったりするでござる。
しかし、別の名前を設定されたミニコンは別人格の別人であり、デザインを一新しても同名を引き継ぐミニコンは同一人物のようでござる。
従って、オーバーロードのパートナー・ミニコンであるロールアウト(マグナスと異なり頭部は黄緑色に塗装されている)はウルトラマグナスのパートナー・ミニコンであるノックアウトと別人である可能性が高い訳でござるよ!
そう、ARMADA版オーバーロードもENERGON版ウルトラマグナスとは別人の可能性が高く、言っちゃえば「コレが本物のウルトラマグナスだ!」と、牽引車部分を白くした事による初代ウルトラマグナス(C-69、ウルトラマグナス、3980円)を意識した商品となったでござる。 ・・・これにより日本版のウルトラマグナスの存在感が抹消されたような商品でござるよ(泣)!
しかし・・・カラーリングは初代ウルトラマグナスと言うよりも・・・ カーロボット版のゴッドマグナス(C-023、ゴッドマグナス、4980円)に近い様な気がするでござるが、ゴッドマグナスも海外名はウルトラマグナスなので海外では違和感が無いのかもしれないでござる?
商品の合体時のサウンドギミックは同じでござるが、塗装パターンは異なり汚し塗装までされているでござる。 ・・・全く米国人は汚し塗装が好きでござるな(笑)。
さてさて! 本商品は青いボディな為に、コンボイ(MC-01、コンボイ・スーパーモード、6000円)のコンテナと連結しても違和感が無いでござる。
しかもコンボイ・スーパーモードと合体(リンクアップ)しても違和感がないでござるよ。
赤いボディのマイクロン伝説版ウルトラマグナスも色合い的に良かったでござるが、それ以上に落ち着いたカラーリングに成ったでござる。 う~む・・・
しかも、この青いボディに白いスペースシャトルが赤いボディ以上に映えるでござるよ。
う~ん困ったものでござる?