トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

日本版ウルトラマグナスの立場が無い・・・ 

2007-10-25 16:15:35 | トランスフォーマー スーパーリンク

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ごきげんようでござる!

前回のマイクロン伝説版ウルトラマグナス(MC-14、ウルトラマグナス、2980円)に続き、海外にて展開されたENERGON(日本名、スーパーリンク)版ウルトラマグナス(日本では、Toy,s dream projectによりパッケージに日本語シールを貼り、ウルトラマグナス&スペースマイクロンの商品名で4500にて限定販売)の紹介でござる!

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本商品は前年度のマイクロン伝説(海外名、ARAADA)版のウルトラマグナススペースマイクロンチーム(MM-13、スペースマイクロン、980円)の成型色変更品のセット商品でござる。

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ENERGON(スーパーリンク)は前作であるARMADA(マイクロン伝説)の数年後の物語であり、日米共に時間軸は連続した世界観でござる。

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しかし、同じ世界観にも関わらず、日米では細かい設定や名称が異なっていたりするでござる。 そう、単純に考えればENERGON版ウルトラマグナスは、マイクロン伝説版ウルトラマグナスが、パワーアップした姿と捉える事ができるでござるが、日米の設定の違いから単純にENERGOG版ウルトラマグナスとマイクロン伝説版ウルトラマグナスは別人のようでござる?

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そう、日本展開のマイクロン伝説版ウルトラマグナスは、マイクロンのマグナスが本体で、トランスポーターに合体するヘッドマスターでござるが、海外仕様のARMADA版オーバーロードは、本体がトランスポーターであるトランスフォーマーのオーバーロードと頭部に合体するミニコンのロールアウトがチームを組む海外版ヘッドマスターでござる。 

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従ってENERGON版ウルトラマグナスの名は、トランスポーターに変形するトランスフォーマーの名前であり、牽引車(装甲車?)に変形するミニコンの名前はノックアウトでござる。

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商品は、成型色変更により改名した訳でござるが、問題は改名による個人識別でござる。

旧商品(G1)の場合なら、同デザインで色が異なり名前が違えば別人でござるが、2000年以降の色変えパワーアップにより、名前の前後にスーパーとか何とか付け加える場合も有れば、出世魚の様に改名する場合もあり、別人と識別できない問題が発生するでござる。 ・・・困った事に改名の法則性も断言できないでござるよ・・・ メガトロン様の場合ならガルバトロンに改名する法則は海外版でのみでござるが・・・ 基本的にレギュラーキャラクターは改名せず、その他の商品は、商品数を増やす為に別人とする改名が支流であると思うのでござるが・・・

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ただ、ひとつ言える事はミニコンの扱いでござる。

基本的にミニコンは成型色が変わっても同一名で呼ばれる事がおおく、別次元の同一人物(アルマダ理論)だったり、ミッションによる別カラーリングだったりするでござる。

しかし、別の名前を設定されたミニコンは別人格の別人であり、デザインを一新しても同名を引き継ぐミニコンは同一人物のようでござる。

従って、オーバーロードのパートナー・ミニコンであるロールアウト(マグナスと異なり頭部は黄緑色に塗装されている)はウルトラマグナスのパートナー・ミニコンであるノックアウトと別人である可能性が高い訳でござるよ!

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そう、ARMADA版オーバーロードもENERGON版ウルトラマグナスとは別人の可能性が高く、言っちゃえば「コレが本物のウルトラマグナスだ!」と、牽引車部分を白くした事による初代ウルトラマグナス(C-69、ウルトラマグナス、3980円)を意識した商品となったでござる。 ・・・これにより日本版のウルトラマグナスの存在感が抹消されたような商品でござるよ(泣)!

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しかし・・・カラーリングは初代ウルトラマグナスと言うよりも・・・ カーロボット版のゴッドマグナス(C-023、ゴッドマグナス、4980円)に近い様な気がするでござるが、ゴッドマグナスも海外名はウルトラマグナスなので海外では違和感が無いのかもしれないでござる?

 

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 商品の合体時のサウンドギミックは同じでござるが、塗装パターンは異なり汚し塗装までされているでござる。 ・・・全く米国人は汚し塗装が好きでござるな(笑)。

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さてさて! 本商品は青いボディな為に、コンボイ(MC-01、コンボイ・スーパーモード、6000円)のコンテナと連結しても違和感が無いでござる。

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しかもコンボイ・スーパーモードと合体(リンクアップ)しても違和感がないでござるよ。

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赤いボディのマイクロン伝説版ウルトラマグナスも色合い的に良かったでござるが、それ以上に落ち着いたカラーリングに成ったでござる。 う~む・・・

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しかも、この青いボディに白いスペースシャトルが赤いボディ以上に映えるでござるよ。

う~ん困ったものでござる?

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惑星参謀ウルトラマグナスの謎?

2007-10-24 01:17:45 | トランスフォーマー・マイクロン伝説

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ごきげんようでござる!

今宵は「トランスフォーマー・マイクロン伝説」登場の惑星参謀 ウルトラマグナス(MC-14、ウルトラマグナス、2980円)の紹介でござる。

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惑星参謀・・・? 初代ウルトラマグナス(C-69、ウルトラマグナス、3980円)のシティコマンダー以上に役職が解り難い存在でござるが、マイクロン伝説版ウルトラマグナスの存在自体が謎に包まれたトランスフォーマーでござる。

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謎その1 ヴィークルモードって何?

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一応・・・初代ウルトラマグナスと同じくトランスポーターのようでござるが、車を乗せられない・・・というか、牽引車が余にも小さいでござる?

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まあ、牽引車がマイクロンでござるから仕方なしでござる。

謎その2 トランスポーターに自足能力は有るのか?

・・・TVアニメでは、牽引車部分が登場せず、母艦(アクサロン)より射出?

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謎その3 牽引車のマグナスは本当にマイクロンか?

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通常のマイクロンから比べると大型の体格でござるが、マイクロンジョイントは凸凹共に装備しているのでマイクロンであるが、TVアニメでは登場エピソードがなく、設定すら「彼の役割は、リーダであるコンボイの良き右腕となり、彼を支える事である」としか書かれておらず、参謀であると言う事は読み取れるでござるが、惑星参謀の意味が解らないでござる?

本来ならマイクロンにとって重要なキャラクターであるはずでござるが、マイクロンとしての設定が無いでござる?

そもそも、ヴィークルモードを牽引車と表記しているが、外見上は装甲車でござる。

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設定では、「彼自身が武器の塊」と表記されており、ロボットモードも頑丈そうだし、何より自身の数倍あるトランスポーターを牽引する力強さは、そのデザインで十分に発揮されているでござる。

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そう、マグナスは武器モードに変形する事が可能でござる。

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更にマグナス は、トランスポーターと合体しウルトラマグナスとなるでござる。

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本体であるマイクロンのマグナスが頭部となり、トランスポーターに合体する。

正にヘッドマスターでござる!

更に、合体に連動して、グゴギカゴゴ・・・の例の変形音が鳴るサウンドギミックを内蔵しているでござる。

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謎その4 日本版と海外版は同一人物か?

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そう、1987年展開の「ザ・ヘッドマスター」では、国内版と海外版ではヘッドマスターの設定が異なる事でござる。 日本版は、頭部となるヘッドマスターが本体であり、意志の無いロボットボディ(トランステクター)と合体(ヘッドオン)する訳でござるが、海外版では、本体が頭部の無いトランスフォーマーで、頭部となるパートナー(ネビュロス人)は協力者でござる。

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この海外版との違いは、マイクロン伝説版ウルトラマグナスにも引き継がれ、マイクロンのマグナスが本体であり、トランスポーターはサイバトロン技術者がコンボイの為に製作したパワーアップユニットである・・・と、テレビマガジン(?)に記されていた記憶が有るでござる。

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そう・・・ 海外展開の「ARMADA」ではウルトラマグナスの商品名ではなく、オーバーロードと呼ばれるでござる。 オーバーロードと聞けばデストロン破壊大使(D-307、オーバーロード、5980円)を思い出すでござるが、如何やら、1990年に販売されたカートランスポーターに変形するマイクロトランスフォーマーのロードジェット(C-337、ロードジェト、800円)の海外名であるオーバーロードを引き継いだようでござる。 しかし、両者とも角ばった青いボディのイメージがあるでござるな。

アルマダ版オーバーロードは本体がトランスポーターに変形するオーバーロードで、頭部となるミニコンはロールアウトでござる。 しかも、アルマダ版オーバーロードはマイクロン伝説版ウルトラマグナスとは顔の色や一部の塗装が異なり、成型色の一部異なっているでござる。(拙者はアルマダ版オーバーロードは未入手)

なお、アルマダ版オーバーロードの活躍は、付属のカタログに掲載されたコミックに描かれているでござる。 ・・・拙者が知るエピソードはコレだけ・・・日本語訳「トランスフォーマー・アルマダ」には未登場でござる?

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謎その5 ウルトラマグナスの必然性?

しかし・・・ 並べてみるとウルトラマグナスとの相違は、角ばった体型と型に装備されたミサイルくらいでござるか・・・ そう・・・マイクロン伝説版はウルトラマグナスを名乗らずともオーバーロードでもよかったのではないでござるかな?

2000年展開の「カーロボット」に登場するファイヤーコンボイ(C-001、スーパーファイヤーコンボイ、4980円)と合体するゴッドマグナス(C-023、ゴッドマグナス、4980円)のイメージを引き継がせた日本側の商品戦略でござろう?

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商品は手持ち武器が無く、内蔵火器で戦う様でござるが、肘、膝が無可動でござる。

可動に物足りないモノを感じるでござるが、パワーアップ系トランスフォーマーの約束であるユニット分離による変形でござるが、本商品の合体モード(マトリクスキャノン)は分離変形ながら、スライド方式により部品を外さず変形できるのは感動モノでござる。

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マトリクスキャノンは別売りのコンボイ(MC-01、コンボイ・スーパーモード)の基地モードに合体可能で、スプリング式ミサイル発射ギミックを左右に一発ずつ装備されているでござる。

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コンボイのコンテナ内蔵のサウンドギミックとの合わせ技が、流石に商品的に迫力が有るでござる。

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無論、ヴィークルモードでも連結可能でござる。

変なデザインのコンボイのトレーラーと合体したら謎のデザインも変にしか見えないでござるな・・・

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そして、ロボットモードで合体し、マグナコンボイとなるでござる。

両肩に背負ったマトリクスキャノンが迫力でござる!

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コンボイ・スーパーモードの肩がスカスカだった理由は合体(リンクアップ)により解消されたでござるし、コンボイ・スーパーモードでの配色を考えればウルトラマグナスの赤いボディは正解でござるな。

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謎その6 何故にTVアニメでは雑な扱いなのか?

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それは、根本的に日本版設定では「マイクロンは通常トランスフォーマーと会話できない?」と設定してしまった事により、マイクロンを道具扱いにした演出上の失策でござる。

もはや、道具扱いしてしまったマイクロンに直接マイクロンギミックの無いウルトラマグナスは演出上コンボイのパワーアップユニットで、本体であるマグナスは切り捨てられた訳でござるな。 そう・・・ウルトラマグナスはTVアニメではパワーアップユニットでしかないでござる・・・

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初登場となる第43話「Evolution.43 怪物-PUPPETー」では、パワーアップイベントが重なり最もダメなエピソードとして印象に残っているでござる・・・

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しかも、第50話「Evolution.50 連合-UNIONー」にてウルトラマグナスのロボットモードが2カット(?)登場・・・ 「後発商品の為にTVアニメスタッフにウルトラマグナスの詳細を伝え切れなかった為にアニメ本編のシナリオに登場させる事が出来なかった」と言っているでござるが、ただTVアニメのスタッフが対応しきれなかったという方が正しいのではないでござるかな?

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謎その7 トランスポーターの使い方?

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どうやらウルトラマグナスはスペースシャトル専用トランスポーターだった様でござる?

トランスポーターはコンボイに直接牽引させたり、コンテナの後ろに牽引させることが出来る訳でござる。 カタパルトを兼用したトランスポーターの様でござるな。

↑の写真は、アルマダ版パワーリンクス・ジェットファイヤー(日本ではトイザらスより、3499円で限定販売)を搭載してみたでござる。 パワーリンクス・ジェットファイヤーの着陸脚兼シールドは取り外した方が乗せやすいでござる。

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三機連結も可能でござるが、その姿は勇者シリーズのアドベンジャー(鋼鉄武装 アドベンジャー、4980円)を思い出してしまうでござるよ・・・

謎その8 次回作の「スーパーリンク」でのその後?

など等、マイクロン伝説版ウルトラマグナスには謎が満載でござる?

・・・次回もウルトラマグナスの謎を考えてみるでござる。


永遠のNO,2

2007-10-20 07:16:50 | トランスフォーマー・G1

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ごきげんようでござる!

今宵はサイバトロン永遠のNO,2シティコマンダー、ウルトラマグナス(C-69、ウルトラマグナス、3980円)の紹介でござる。

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ウルトラマグナスの商品は、コンボイ司令官(01、コンボイ、3900円)の元となる、1983年に販売されたダイアクロン・カーロボットのカーロボット移動基地バトルコンボイ(NO,17、バトルコンボイ、3980円)のパワーアップ版である1984年販売の第2弾商品、カーロボット装甲合体パワードコンボイ(NO,22、パワードコンボイ、3980円)より、ダイアクロン隊員とパワードバギーを削除し、成型色を変更して1986年にスクランブルシティ関連商品として販売されたでござる。

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映画版トランスフォーマー・ザ・ムービーでデビューし、TVアニメの登場は2010となるでござるが、当時、日本と米国では映画版を挟んだタイムラグが発生し、日本ではスクランブルシティ商品を中核とし日本独自のオリジナルビデオアニメ「スクランブルシティ・発動編」が製作されロボットポイントによる通信販売にて販売されたでござる。

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この時期、日本と米国のトランスフォーマーとの意思疎通が統一されておらず、日本側では、トランスフォーマー・ザ・ムービーで死亡したコンボイに変わり新司令官にウルトラマグナスが就任するものと思われており、ロディマスコンボイ(C-77、ロディマスコンボイ、2200円)が新司令官に就くなどと思っていなかったので、玩具は映画の主人公ホットロディマス(C-78、ホットロディマス、1600円)より完成度が低く、同一人物だと思われていなかったようでござる(笑)。 事前に熟知していれば、違った形のロディマスコンボイが販売されていたかもしれないでござるな・・・

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それと未だに語り継がれる伝説のクソゲー

1986年にタカラより販売された、ファミコンゲーム「トランスフォーマー・コンボイの謎」(4900円)はウルトラマグナスを主人公に配し、パッケージにもデカデカと描かれており、トランスフォーマーを知らないゲーマーでも存在を知っている(ウルトラマグナスをコンボイと思っている人種も多数存在するようでござる?)人気キャラでござる。 無論このゲームもウルトラマグナスが新司令官になる予定で製作が開始されたようでござる。

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当然ガルバトロン様(D-62、ガルバトロン、4800円)もメガトロン様(16、メガトロン、2300円)と同一人物と知らされておらず、別人の要塞参謀として販売され、次期司令官予定のウルトラマグナスとはライバル関係の商品展開だったでござるな。

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しかし、2010が日本でも展開されたときには、デストロン軍団NO,2の航空参謀サイクロナス(D-70、サイクロナス、1800円)がライバルとなり、TVアニメでも、コンボイロディマスコンボイフォートレス(C-114、フォートレスマキシマス、12800円)の歴代司令官に仕えた副官・オブ・ザ副官の地位を確立したでござる。

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さて、商品はカーキャリアーな事もあり、別売りのトランスフォーマー(ダイアクロン出身のオートボット)を搭載させる事が可能でござる。

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コンボイを一歩進めた商品と成っており、整備基地としても運用が可能でござる。

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更には航空機発射用カタパルトとしても運用でき、スクランブルシティ商品との連動を重視していたりするでござるな。

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更には指令基地に変形するでござる。 まあ、イマジネーションで色々遊べるでござるな。

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まあ、コレを攻撃形態としても良いでござる。

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さて、問題はロボットモードでござる。

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トラック部分が変形するロボットモード本体は、コンボイ司令官と同型でござる。

その為かウルトラマグナスの本体はタブー視され、TVアニメでは登場することなく、同型であると言う設定もなく、TVマガジンでは「コンボイ司令官とは兄弟のようなもの」と紹介されており、兄弟肉親ではないようでござる・・・良く似た他人? ジンライ(C-307、スーパージンライ、4980円)以上に似た他人でござる。

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まあ、それがコンプレックスでアウターアーマーを脱がなかったと解釈すべきでござるかな?

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しかし、米国コミック版「GENERATION 1」において、自らアウターアーマーを脱いだ事により一般認知され、それまでコンボイ系リデコ商品はブラックコンボイだったものに対して、ウルトラマグナスも有りとされ、続々バリエーションを増やす事になったでござる・・・

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無論本商品の復刻版(C-69、ウルトラマグナス、4980円)も2000年に販売され、イベント限定販売によるマトリクス開放をイメージして、クリアー仕様にした、シャイニングマグナス(C-69、シャイニングマグナス、5980円)や、同じくトランスフォーマー・ザ・ムービーの予告編に登場したダイアクロンカラーのNGマグナス(C-69、ウルトラマグナス・トランスフォーマー・ザ・ムービー予告編バージョン、5000円)が販売されたでござる。

残念ながら拙者は両バージョンとも未入手でござる・・・

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本来ならアウターアマーを装備したロボットモードはウルトラマグナス・スーパーモードとか、スーパーウルトラマグナスと呼ぶべきでござるが・・・ 「中の人なぞ居ない!」と言う事でアウターアーマー事ウルトラマグナスと呼ばれるでござる。

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だから、この重厚な姿がウルトラマグナスでござる。

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商品は大型化したでござるが、直立不動で碗部しか可動せず、「後ろから見てはいけない」商品でござるよ。

でも、このギミックは今後コンボイ・・・ 否!司令官系の合体パワーアップの元祖となるでござる。

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更にはウルトラマグナスの意志を序で、ゴッドボンバー(C-309、ゴッドボンバー、2000円)のコンセプトを取り入れた、2000年のトランスフォーマー・カーロボットでは、ゴッドマグナス(C-023、ゴッドマグナス、4980円)が販売され、ファイアーコンボイ(C-001、スーパーファイアーコンボイ、4980円)と合体するに到り、このイメージは2003年のマイクロン伝説ウルトラマグナス(MC-14、ウルトラマグナス、2980円)に引き継がれ、コンボイとは別デザインのコンボイに合体するサポート型(副官?)ウルトラマグナスを生むでござる。

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なお、TVアニメ版ザ・ヘッドマスターで戦死したウルトラマグナスは、レーザーウルトラマグナス(e-HOBBY限定、6300円)としてG2末期に復活したようでござる。

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米国コミック版やキスぷれ等の如何な状況に置いてサイバトロン軍司令官に就任しようと、常にトップにはならず、常にNO,2の座に居座るのは、彼の人徳・・・性格によるところでござるかな?


超白銀合体 ゴッドシルバリオン

2007-10-19 13:13:28 | 勇者シリーズ

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ごきげんようでござる!

今宵は白銀騎士団(シルバーナイツ)の3体合体によるシルバリオン(白銀合体 シルバリオン、6000円)の紹介でござる。

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白銀騎士団は、ジェット戦闘機に変形するジェットシルバー(空の騎士 ジェットシルバー、2000円)が胸部に変形するでござる。

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続き、パトカーに変形するスターシルバー(星の騎士 スターシルバー、2000円)が両碗部と頭部に変形し、ドリル戦車に変形するドリルシルバー(大地の騎士 ドリルシルバー、2000円)が下半身(脚部)に変形し3体合体による「白銀合体 シルバリオン」が完成するでござる。

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シルバリオンは勇者シリーズ第1弾である「勇者エクスカイザー」のゴッドマックス(3体合体、ゴッドマックス、5800円)と同コンセプトで、シリーズ第6弾の「黄金勇者ゴルドラン」に到る5年の歳月により、ロボットモードのプロポーションは改善されてでござるが、可動範囲は未だ狭いものでござる。

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商品は単体では銀メッキがチープに見えてしまうでござるが、合体してしまうと然程気にならず、其れなりに見えてしまうのが不思議でござる。 ・・・大きさゆえの魔力でござるかな?

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シルバリオンの武器は、白銀騎士団の武器が合体しトライランサーとなり、盾はトライシールドとなるでござる。 なお、各シールドのミサイル発射ギミックは合体後も使用可能(スターシールドのホールドアタッカーは飛ばしにくい?)でござる。

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これで、可動範囲が広ければ、もっと武器の持たせ方も色々と出来たはずでござるが、イマイチ決まらないポーズでござる。

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しかし、合体後は余剰パーツが出ない事は評価すべきでござる。

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そしてシルバリオンは、救急車に変形するファイアーシルバー(炎の騎士 ファイアーシルバー、2000円)を向かえパワーアップするでござる。

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パワーアップ系勇者の例に漏れずファイヤーシルバーも胸部アーマー、背部ユニット、左右脚部ユニットに分割され、シルバリオンに合体するでござる。

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白銀合体を超える「超白銀合体 ゴッドシルバリオン」(8000円)が完成するでござる。

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商品は3体合体という完成形に更に合体するでござるから、そのボリュームは凄いことになるでござる。 これでは、流石にバランスが悪いので可動範囲を減らして接地性能を上げているでござる。

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しかし・・・ 前面に展開した胸部アーマーは平面で、エプロンの様でござるな(笑)。

でも、これで防御力は増大したことは間違いないでござる。

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なお、武器類はシルバリオン装備のままでござるよ。

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拙者の購入した商品は4体合体セット版でござるが、この箱と同デザインで裏側に安全表示の注意マークが印刷された商品は後期生産分で、武器の先が丸められ短くなっているでござる。 やはり、武器類が短くなると不細工になるにで、購入は前期生産分が御勧めでござるが、生産数は後期生産分の方が少ない(?)のでレア物狙いなら後期生産分を購入してみるのも良いかもしれないでござるが、一番良いのは比較用に両方購入することでござろうな(笑)。

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因みに拙者の評価では「黄金勇者ゴルドラン」のTVアニメとしての評価は低いでござる。

・・・ゴルドランファンの貴兄には申し訳ないでござる・・・

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しかし、アドペンジャー(鋼鉄武装、アドベンジャー、4980円)はマスターピースで販売してほしいくらい好きでござる!


炎の騎士

2007-10-18 22:43:44 | 勇者シリーズ

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ごきげんようでござる!

勇者シリーズは常に前商品を継承しつつ新要素を取り入れ、進化の歴史であり挑戦のシリーズでござる。

勇者シリースは主人公勇者と3体合体系勇者とその他系勇者の3体(?)が基本でスタートし、パワーアップ系の勇者が加わるのが王道でござる。

白銀騎士団は3体合体によりシルバリオン(白銀合体 シルバリオン、6000円)となるでござるが、シリーズ第2作の「太陽の勇者ファイバード」のガードウィング(3体合体+1、ガードウィング、2000円)より始まるパワーアップ勇者は飛行能力や耐久力等を補ったりするでござる。 今宵は白銀騎士団4番手ファイヤーシルバー(炎の騎士 ファイアーシルバー、2000円)の紹介でござる。

無論、本商品も合体セット版(超白銀合体 ゴッドシルバリオン、8000円)が存在するでござるが、後期生産分との違いは無いようでござる(?)。

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本商品はパワーアップ系勇者の代表である救急車でござる。

しかも、銀色・・・

白銀騎士団ゆえの銀色でござるが、やはりスターシルバー(星の騎士 スターシルバー、2000円)と同じく大変チープに見えてしまうでござる。

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しかも、本商品の大部分はシール処理でござる!

拙者はシールを貼るのは好みではないでござるが、流石に本品は貼らざるを得ないでござるよ・・・ 大判シール2枚はもう・・・貼れ貼れユカイじゃ無いでござるよ。

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もう、銀メッキの意味が無いと言うか、塗装による人件費を浮かしたと言うか?

何とも形容し難い商品でござる・・・

せめて回転塔や窓がクリアーパーツだったら・・・ 否! タイヤの表現がチープ! ホイル部分も銀色に塗り訳られていたら見栄えが変わっていたでござるよ。

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でもまあ、ガードウィングの事を思えば救急車らしいでござるかな(笑)。

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そしてロボットモードは、何と言っても背中の翼が目立つでござる。

飛行系パワーアップ勇者らしいデザインでござるが、翼の御蔭で騎士に見えないデザインでござるよ。 ・・・しかも、武器が弓(ファイヤーボーガン)でござる。

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まあ、顔は塗装され、一応に騎士ぽいデザインでござるが、如何も救急車が炎というイメージが湧かないでござるな? 消防車の場合は炎と戦うので、対する水のイメージも有るでござるが、水は他のイメージも有るので炎でも納得するでござる、 でも、救急車が炎とは・・・消防署所属と言う事で納得すべきでござるかな?

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武器のファイヤーボーガンはヴィークルモードでも余剰パーツとならず、押し出し式でミサイルを発射するでござる。 しかし・・・武器が貧弱な為にイマイチ強いイメージが湧かないでござるな?

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なお、本商品は合体機能の為にロボットモードでの稼動も制限されているでござるが、脚部のジョイントを外せば別個に可動するでござる。 しかし背中の羽の御蔭で接地性は悪くなるでござるよ。 コレで剣と盾を装備していたらモット騎士らしい勇者ロボに成っていたかもしれないでござるな。