ごきげんようでござる!
実は前回のブースターX10(MD-12、ディセプティコンブースターX10、1260円)を紹介した時の比較用に使用したサウンドウェーブ(TFC-10、サウンドウェーブ、4980円)とコンドルはトランスフォーマーコレクション版でござる。
トランスフォーマーコレクションは復刻版商品であり、新たにキャラクターファイル等を付属させた史料価値の高い商品であり、ただの復刻商品に留まらず、シール部分がプリント処理に成ったり、削除された武器等が付属させたり、新造部品が追加されたり、TVアニメのイメージに合わせたカラーリングに変更したりと、いわば「完全版」と呼べる商品でござる。
本商品は2003年にピンクの愛らしい箱で販売されたでござるが、1985年販売版(17、サウンドウェーブ、2980円)と異なり、同梱されたカセットロンは、ランブルからコンドル(20、コンドル、680円)へと変更されているでござる。 (人気ゆえでござるかな?)
コンドルは1985年に販売された常態と同じくバリアケースが付属するでござる。(1986年販売の、D-60、コンドル、680円にはバリアケースが付属しない。)
武器パーツ(マシンガン)はロボットモード以外では余剰パーツにしかならないでござる。
簡単なデザインながら記憶に残る名デザインで、TVアニメでの登場頻度は高いでござる。 騙す、裏切る等と言うメンドクサイ設定は無く従順なカシコイ部下として重宝され、ジャガー(19、ジャガー、680円)と共に人気の有るカセットロンでござる。
人気順の復刻としては当然の結果と言えるでござるかな? (すまんランブル!)
が・・・ サウンドウェーブの方は・・・1985年販売版と異なり、ヘッドフォンが削除されたでござる! トランスフォーマーコレクションにしては珍しい「不完全」な商品でござる・・・しかも、2980円から4980円に・・・ヘッドフォンを削除しておいて2000円アップ! 復刻版で1000円ほど割高になる場合は多々有るでござるが2000円は・・・ コレ新金型でござるかな?
←側が1985年販売版で、→側が2003年販売のTFコレクション版でござる。(両商品ともシールは貼っていない)
見た目は若干成型色の色合いが異なるようでござるが、金型は同じようで、背中の電池BOX内にある刻印に追加の製造年月を示すモールドが彫られているでござる。
シール処理されたシール部分も若干色合いが異なるでござるが、一番異なるのが、カセットケース部のフタに貼られたシークレットエンブレムが通常のシールに張り替えられTVアニメのイメージに近づけているでござる。
して、シークレットエンブレムは・・・と言うと。
シークレットエンブレムだけに、ひっそりと後ろのクリップ部分に・・・
・・・まあ、貼る場所が無かったのでココになったでござるか?
収納したカセットロンが異なるでござるが、胸部のデストロンマークひとつでイメージがかわるでござる。
因みに拙者の1985年版は胸部に大きなキズを作ってしまい少々へこんでいたでござるが、TFコレクション版を入手できたので、少々は癒されているでござるし、やはり新しい商品は部品のヘタリが無くてよいでござるな。
これで二つの商品を組み合わせれば(ヘッドフォンだけ・・・)「完全版」になるでござるな。
さて、本年度もトランスフォーマーアンコールとして再販(03、サウンドウェーブ、4725円)されたでござるが、仕様はコンドル付で、TFコレクションと略同じ(?)でござる。
然るに、4725円・・・ 値下げしている・・・シークレットファイルが無い分安いでござるか? ・・・問題はアンコール版の箱は別物なので資料として買うべきか・・・ と思っているでござるが如何に?
真に遺憾ながら、トランスフォーマーアンコールは購入動機が薄いでござる。
TFコレクションのまま再販してもらいうのが一番良かったと思うでござるよ・・・ TFコレクションが復活する事を祈りたいでござるな・・・
否! それよりも買い逃したTFコレクション版のサウンドブラスター(TFC-18、サウンドブラスター、5775円)を買うべきでござるよ(笑)。