吉田金彦・姫路獨協大名誉教授・京都地名研究会会長が、木津川市の馬場南遺跡から出土した木簡に書かれた万葉歌について、「大伴家持の作品で、歌が収録されている万葉集巻10のほかの『詠み人知らず』の作品も家持らによるものが多い」との新説をまとめた。
2008年に同遺跡で、「阿支波支乃之多波毛美智(あきはぎのしたばもみち)」と墨書された木簡が見つかり、万葉集巻10の作者未詳歌(注1)と一致。 その後の研究で、木簡の裏側から「越中守」の文字も見つかり、同時代に越中守で万葉集の編者ともいわれる大伴家持との関係が指摘されていた。
22日午後2時から、龍谷大大宮キャンパス本館講堂(京都市下京区)で京都地名研究会の講演会が開かれ、そこで発表する。
[参考:京都新聞]
(注1) 秋芽子乃 下葉赤 荒玉乃 月之歴去者 風疾鴨 (2205)
過去の関連ニュース・情報
2009.8.16馬場南遺跡 万葉集木簡の裏面に「越中守」?
2009年1月17日 馬場南遺跡 現地説明会
馬場南遺跡
2008年に同遺跡で、「阿支波支乃之多波毛美智(あきはぎのしたばもみち)」と墨書された木簡が見つかり、万葉集巻10の作者未詳歌(注1)と一致。 その後の研究で、木簡の裏側から「越中守」の文字も見つかり、同時代に越中守で万葉集の編者ともいわれる大伴家持との関係が指摘されていた。
22日午後2時から、龍谷大大宮キャンパス本館講堂(京都市下京区)で京都地名研究会の講演会が開かれ、そこで発表する。
[参考:京都新聞]
(注1) 秋芽子乃 下葉赤 荒玉乃 月之歴去者 風疾鴨 (2205)
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