守山市教委は、同市浮気町の松塚遺跡から5世紀後半で全国最古級とみられる大刀型埴輪の一部と、眉庇付冑(まびさしつきかぶと)を模して造られた甲冑型埴輪の頭部が見つかったと発表した。
市教委が昨年末に調査し、5世紀後半の古墳の周溝とみられる長さ7m、幅2.5mの溝の中から埴輪が見つかった。ほかにも、馬形の埴輪や円筒埴輪の破片が見つかった。
大刀型埴輪は手で握る柄の部分(高さ約27cm)が出土。鹿角で作られた大刀の装具を模している。大刀型埴輪は6世紀以降のものは関東地方に多くみられるが、5世紀のものは全国でも15例程度しかなく貴重という。
甲冑型埴輪の頭部は高さ約26cm。眉庇付冑は古墳時代の代表的な甲冑の形態の一つで、半月形の庇がつくのが特徴。これまで出土した同類の埴輪よりも精巧に模写されているという。
市埋蔵文化財センター(同市服部町)で21日から展示している。5月6日まで。
市教委が昨年末に調査し、5世紀後半の古墳の周溝とみられる長さ7m、幅2.5mの溝の中から埴輪が見つかった。ほかにも、馬形の埴輪や円筒埴輪の破片が見つかった。
大刀型埴輪は手で握る柄の部分(高さ約27cm)が出土。鹿角で作られた大刀の装具を模している。大刀型埴輪は6世紀以降のものは関東地方に多くみられるが、5世紀のものは全国でも15例程度しかなく貴重という。
甲冑型埴輪の頭部は高さ約26cm。眉庇付冑は古墳時代の代表的な甲冑の形態の一つで、半月形の庇がつくのが特徴。これまで出土した同類の埴輪よりも精巧に模写されているという。
市埋蔵文化財センター(同市服部町)で21日から展示している。5月6日まで。