大阪府文化財センターが17日、弥生時代中期の集落跡である高槻市成合の成合遺跡(なりあいいせき)で、北陸地方で生産されたとみられるヒスイ(翡翠)製小型勾玉が見つかったと発表した。
勾玉は淡い緑色に乳白色が混ざった、長さ1.7cm、幅1.4cmの大きさ。
ほかに、弥生時代中期後葉から後期初頭の竪穴建物跡が8棟分見つかった。 建物跡はいずれも改築した跡がなく、遺物の量が少ないことから、短期間で廃絶した集落とみている。
成合遺跡の衰退期と、川を挟んでより高台(標高80~100m)にある最大級の高地性環濠集落である古曽部・芝谷遺跡(高槻市美しが丘)の出現期と重なるとしている。
現地説明会が21日(土)午後1~3時に開かれる。
[参考:共同通信、産経新聞、大阪府文化財センターHP]
過去の関連ニュース・情報
2009.7.15 東大阪市・鬼虎川遺跡 姫川産ヒスイ製獣形勾玉
東大阪市弥生町他の鬼虎川遺跡からは、弥生時代中期の翡翠製「獣形勾玉」(あるいは「櫛形勾玉」とも)が1999年に見つかっている。 長さ4.1cm、厚さ1cm、重さ19.2g
勾玉は淡い緑色に乳白色が混ざった、長さ1.7cm、幅1.4cmの大きさ。
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[参考:共同通信、産経新聞、大阪府文化財センターHP]
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