仙台市教委は4日、若林区蒲町字南の中在家(なかざいけ)南遺跡の西に隣接する農地で、弥生時代中期に使われたとみられる機織り機の部材「緯打具(よこうちぐ)」が見つかったと発表した。弥生期の機織り機の部品は、東北での発見は初めて。弥生時代に布を織る技術が仙台平野に伝わっていたことを証明する史料という。
今回の調査で、中在家南遺跡で確認された川跡の延長部分が確認され、ここから弥生時代(約2000年前)と古墳時代(約1600から700年前)の木製農具が出土。 緯打具は8月上旬に、地下約2.5m地点から出土した。 幅約5cm、長さ約23cm、厚さ約1cmの木片で、糸で擦れたような線状の跡が何本も付いていた。 麻を織っていた可能性が高いとみている。
ほかに、東北で初めてとなる木製農具「組み合わせ斧柄(おのえ)」も見つかった。
発掘調査結果の報告会が7日(土)午前10時半~11時半に開かれる。
[参考:河北新報、仙台市HP]
今回の調査で、中在家南遺跡で確認された川跡の延長部分が確認され、ここから弥生時代(約2000年前)と古墳時代(約1600から700年前)の木製農具が出土。 緯打具は8月上旬に、地下約2.5m地点から出土した。 幅約5cm、長さ約23cm、厚さ約1cmの木片で、糸で擦れたような線状の跡が何本も付いていた。 麻を織っていた可能性が高いとみている。
ほかに、東北で初めてとなる木製農具「組み合わせ斧柄(おのえ)」も見つかった。
発掘調査結果の報告会が7日(土)午前10時半~11時半に開かれる。
[参考:河北新報、仙台市HP]