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福井市・今市遺跡 平安時代の北陸道の遺構・道幅12m以上を発見

2015年03月04日 | Weblog
 福井市文化財保護センターによる発掘調査で、同市今市(いまいち)町の今市遺跡で平安時代の古代官道・北陸道とみられる遺構が見つかった。
 道幅は12m以上あり、砂利を敷くなど大規模な土木工事をしていたことがうかがえるという。
 古代の官道は7世紀後半から計画的に整備された。駅路は奈良時代には道幅約12m、平安時代には約6mが基本だった。
 「延喜式」によると、越前には南の松原駅から北の三尾駅まで八つの駅がある。
   延喜式: 越前国駅馬/松原八疋。鹿蒜。淑羅。丹生。朝津。阿味。足羽。三尾各五疋。

 今回の調査地の約1km南の同市浅水町に朝津駅があったと推定されている。
 今市遺跡は、これまでに弥生時代から古代にかけての集落跡などが見つかっている。

[参考:福井新聞]



平安時代の北陸道の遺構を発見 福井県内で初、道幅12m以上(福井新聞) - goo ニュース

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