斑鳩町教委と奈良大が24日、直径35mの円墳とされていた斑鳩大塚古墳(5世紀前半、斑鳩町法隆寺南1)が、前方後円墳か、ホタテ貝形古墳だった可能性を示す前方部が見つったと発表した。 墳丘は全長37m以上になる。
同古墳は1954年に棺を粘土で覆った埋葬施設が見つかり、銅鏡2面や筒形銅器、鉄製短甲などが出土した。
今回、墳丘の周囲約60㎡を発掘した。その結果、東側で墳丘の裾(南北3.6m以上、東西2.5m以上)を確認し、後円部とのくびれがあり、北側にある周濠も東に延びていることから、古墳の前方部と判断した。
また墳丘の北側や南側でも周濠を確認。土器や埴輪、副葬品の一部とみられる緑色凝灰岩製の管玉(長さ3cm、直径6mm)が出土した。
現地説明会が29日午後1時から開かれる。
[参考:奈良新聞、読売新聞、毎日新聞、朝日新聞]
<斑鳩大塚古墳>前方部、噴丘の一部確認 「大和王権により近い首長」 /奈良(毎日新聞) - goo ニュース
同古墳は1954年に棺を粘土で覆った埋葬施設が見つかり、銅鏡2面や筒形銅器、鉄製短甲などが出土した。
今回、墳丘の周囲約60㎡を発掘した。その結果、東側で墳丘の裾(南北3.6m以上、東西2.5m以上)を確認し、後円部とのくびれがあり、北側にある周濠も東に延びていることから、古墳の前方部と判断した。
また墳丘の北側や南側でも周濠を確認。土器や埴輪、副葬品の一部とみられる緑色凝灰岩製の管玉(長さ3cm、直径6mm)が出土した。
現地説明会が29日午後1時から開かれる。
[参考:奈良新聞、読売新聞、毎日新聞、朝日新聞]
<斑鳩大塚古墳>前方部、噴丘の一部確認 「大和王権により近い首長」 /奈良(毎日新聞) - goo ニュース