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京都市・聞名寺 本尊・木造阿弥陀三尊像は行快作と判明

2018年12月20日 | Weblog
 京都国立博物館(京都市東山区)は17日、京都市左京区の聞名寺の本尊・木造阿弥陀三尊像(13世紀)について、行快作と確認したと発表した。行快銘入りの仏像は10例目。
 三尊像は阿弥陀如来立像(高さ83cm)、勢至菩薩立像(同58cm)、観音菩薩立像(同59cm)。左右に並ぶ脇侍の両菩薩立像の左足と台座をつなぐ枘(ほぞ)の部分に「行快」と墨書されているのがわかった。勢至菩薩立像には、「法眼」の文字もあった。
 三尊像は来年4月13日~6月9日、京都国立博物館で開かれる特別展「国宝一遍聖絵と時宗の名宝」で公開される。
[参考:京都新聞、朝日新聞、読売新聞、NHK]

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 行快
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