三重県埋蔵文化財センターは3日、四日市市小牧町の筆ヶ崎古墳群(ふでがさきこふんぐん)の発掘調査現場で現地説明会を開いた。
同古墳群は、標高55~60mほどの緩やかな南向きの斜面に約10基の古墳(直径10m前後の円墳)が見つかっているが、未調査のままとなっていた。
9月から2基の発掘調査を行い、古墳時代の終わり頃から飛鳥時代に造られた横穴式石室の古墳だったことが判明した。人頭大の川原石を積んで造っているのが特徴。 木曽川流域の古墳などと共通し、石室を造る技術の広がりが分かるとしている。
銅に金箔を施した「金環(きんかん)」と呼ばれる珍しい耳飾りが石室内から出土した。
谷を挟んだ南側丘陵上には、同センターが発掘を進めている中野山遺跡や北山A遺跡があり、筆ヶ崎古墳群と同じ時期の集落が見つかっているため、筆ヶ崎古墳群には周辺の集落の有力者が埋葬されていると考えられる。
[参考:読売新聞、2011,11,26伊勢新聞、三重県HP]
同古墳群は、標高55~60mほどの緩やかな南向きの斜面に約10基の古墳(直径10m前後の円墳)が見つかっているが、未調査のままとなっていた。
9月から2基の発掘調査を行い、古墳時代の終わり頃から飛鳥時代に造られた横穴式石室の古墳だったことが判明した。人頭大の川原石を積んで造っているのが特徴。 木曽川流域の古墳などと共通し、石室を造る技術の広がりが分かるとしている。
銅に金箔を施した「金環(きんかん)」と呼ばれる珍しい耳飾りが石室内から出土した。
谷を挟んだ南側丘陵上には、同センターが発掘を進めている中野山遺跡や北山A遺跡があり、筆ヶ崎古墳群と同じ時期の集落が見つかっているため、筆ヶ崎古墳群には周辺の集落の有力者が埋葬されていると考えられる。
[参考:読売新聞、2011,11,26伊勢新聞、三重県HP]
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