三重県埋蔵文化財センターは24日、多気町の相可高校敷地内で発掘調査を進めている相可出張(おうかでばり)遺跡で、飛鳥時代後期(約1300年前)の「石組遺構」が見つかったと発表した。
地面に掘られた溝(幅8m、深さ2mほど)の底面や側面に、こぶし大から直径30cm位の自然石が使われ、石垣状の「石積」、斜面に並べた「石貼(いしばり)」、平らな面に「石敷」で出来ている。溝には水が流れていた湧水(ゆうすい)の形跡があり、禊(みそぎ)など水にかかわる祭祀に使われていたのだろうと推測する。
今回発見された遺構のように自然石を並べる方式は、飛鳥時代以前の遺跡に見られるといい、近くの斎宮との関係が今後の研究課題とする。
現場説明会が29日(日)午前10時から午後3時まで行われる。
[参考:中日新聞、朝日新聞、毎日新聞]
過去のニュース・情報
2010.7.2 多気町・相可出張遺跡 鎌倉時代の鍋が墓の副葬品として出土
地面に掘られた溝(幅8m、深さ2mほど)の底面や側面に、こぶし大から直径30cm位の自然石が使われ、石垣状の「石積」、斜面に並べた「石貼(いしばり)」、平らな面に「石敷」で出来ている。溝には水が流れていた湧水(ゆうすい)の形跡があり、禊(みそぎ)など水にかかわる祭祀に使われていたのだろうと推測する。
今回発見された遺構のように自然石を並べる方式は、飛鳥時代以前の遺跡に見られるといい、近くの斎宮との関係が今後の研究課題とする。
現場説明会が29日(日)午前10時から午後3時まで行われる。
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