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忠南洪城郡・洪州城 南門場所の発掘調査に着手

2010年01月12日 | Weblog
 忠南洪城郡(홍성군)は11日、最近、洪城邑五官里一帯の洪州城(홍주성)南門場所周辺450㎡に対する発掘調査に着手したことを明らかにした。
 洪州城は東門の朝陽門が現存していて、2008年と2009年に北門場所と西門場所の発掘調査が成されたが、南門場所に対しては正確な構造と規模がわからないまま、門楼がない「虹霓門」(홍예문)があったことだけが伝えられる。
 洪州城の初めて築城された時期は正確に分からないが、朝鮮初期の王子の乱で「李成桂」(이성계、1335-1408)の息子・李芳幹(이방간)が洪城の昔の村城に配流されたという記録が残っている。
 2006年から2009年まで3回の発掘調査で、統一新羅の末期から高麗初期に製作されたと推定される土城と竪穴などの遺構が確認され、この城が少なくとも朝鮮時代以前に築城されたとみられている。
 洪城郡は、今回の発掘調査を基に洪州城を原形通りに復元して義兵公園を作り、文化観光名所として開発する計画。
[参考:聨合ニュース]

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