歴歩

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岡崎市・車塚古墳 7世紀の古墳8基が密集して見つかる

2011年01月07日 | Weblog
(写真は岩津天満宮。拝殿は南を向いているから、後方(北に)約700mのところに車塚古墳がある。)

 愛知県埋蔵文化財センターが 昨年10月から行っている「車塚遺跡」(岡崎市岩津町)の発掘調査で、7世紀後半の直径7~14mの円墳や方墳8基が重なり合うように見つかった。
 いずれも盛り土部分が消滅していたが、石室が良好な状態で残った円墳が2基あった。「平瓶(へいへい)」や「ハソウ」と呼ばれる須恵器や、耳環など20点以上の副葬品も出土した。
 矢作川の対岸を見通すことができる標高40~50mの丘陵上に位置しており、数年前まで農地として利用されてきた。2009年度の調査で、高地性の古代集落跡や古墳2基が確認されていた。
 現地説明会が8日(土)午前10時~正午に開かれる。
[参考:中日新聞、愛知県愛知県埋蔵文化財センタHP]

過去の関連ニュース・情報
 2008.8.17 岡崎市岩津町 車塚遺跡 現地説明会


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