歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

三嶋大社の千木と鰹木

2011年01月01日 | Weblog
賀 正 



三嶋大社

 写真は左から、若宮神社、三嶋大社本殿・幣殿・拝殿。
 若宮神社の前に立つ説明板には「古くは八幡宮・若宮八幡宮又は若宮社等と呼ばれた。御祭神は物忌奈乃命(三嶋大神の御子神) 譽田別命(応神天皇) 神宮皇后・妃大神を祀る社である。(略)」と記されている。

 三嶋大社の祭神は大山祇命 積羽八重事代主神。
 本殿はというと、全ての鰹木が映っている写真はあまりないが、ここでの写真は5本全てが揃って映っている。千木は外削ぎであり、ともに男神を表している。

 本殿: 総欅素木造、三間社流造、本瓦形銅板葺
 幣殿: 総欅素木造、桁行三間、梁間一間、両下造、本瓦形銅板葺
 拝殿: 総欅素木造、桁行七間、梁間四間、入母屋造平入、本瓦形銅板葺
 それらは、嘉永七年(1854) 11月4日に東海地方を襲った大地震で罹災し、その後再建し、慶応二年(1866) 9月9日、本殿・幣殿・拝殿の落成をみた。 [三嶋大社<略史> (昭和60年 発行 三嶋大社) より]

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