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羽曳野市・峯ヶ塚古墳 前方部の南西隅と周濠の一部を確認

2011年03月02日 | Weblog
 羽曳野市教委は1日、峯ケ塚古墳(5世紀末、前方後円墳)で前方部の南西隅と周濠の一部を確認したと発表した。
 墳丘の裾部分から円筒埴輪の破片、周濠からは転がり落ちた葺石がそれぞれ見つかった。
 5日午前10時から午後3時まで現地を公開。フェンスで囲まれ、普段は立ち入れない墳丘内も見学できる。
[参考:産経新聞]

過去の関連ニュース・情報
 2008.10.25峯ヶ塚古墳 周濠南側内堤に土塊を用いた盛土

峯ヶ塚古墳 (羽曳野市軽里2丁目)
 周辺には仁賢陵古墳や白鳥陵古墳の大型前後円墳が多く築かれている。
 墳丘長96m、後円部径56m、前方部幅74mの前方後円墳。二重の周濠と堤をもつ。昭和49年に国の史跡に指定。
 5世紀末から6世紀初頭に築かれた、大王陵クラスの古墳とみられる。
 これまで9回の発掘調査が行われ、なかでも第4次調査では後円部の主体部が調査され、幅広の竪穴式石室か竪穴系横口式石室の一部と豪華な副葬品が発見された。阿蘇産凝灰岩の石棺が納められていたとみられ、石室内部には金銅製の魚形の飾りを付けた太刀15本以上や挂甲・馬具・ガラス玉や管玉など3,000点を越える副葬品が発見された

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