兵庫県立考古博物館(播磨町大中)はが6日、「市之郷廃寺」で飛鳥時代(七世紀後半)の大量の瓦破片や柱の土台となった礎石などが見つかったことを発表した。
寺院の屋根の上端を飾る鴟尾の破片や塔の先端を飾る「水煙」と呼ばれる青銅製装飾品の破片も発見され、敷地内には塔や仏像を安置した金堂などの建物があったとみている。鴟尾には大阪市・四天王寺と同様のレンゲ模様があり、飛鳥時代の創建を裏付けている。
瓦の破片は飛鳥時代のほか、奈良、平安時代のものもあり計数万点に上る。また基壇状の高まり(東西約21m以上、南北約16m、高さ約0・6m)の中に礎石が1つ、礎石を抜き取った穴四カ所残っていた。
市之郷廃寺はJR姫路駅の東約1kmにあり、これまでの出土品から7世紀後半-9世紀中ごろまで存続した地域の有力寺院と考えられている。飾磨郡(現姫路市の一部)最古、県内でも最古級という。近くに播磨国府があったとする説がある。
9日午後1時半から現地説明会がある。 発掘調査現場事務所TEL079・285・1513
[参考:共同通信、神戸新聞]
寺院の屋根の上端を飾る鴟尾の破片や塔の先端を飾る「水煙」と呼ばれる青銅製装飾品の破片も発見され、敷地内には塔や仏像を安置した金堂などの建物があったとみている。鴟尾には大阪市・四天王寺と同様のレンゲ模様があり、飛鳥時代の創建を裏付けている。
瓦の破片は飛鳥時代のほか、奈良、平安時代のものもあり計数万点に上る。また基壇状の高まり(東西約21m以上、南北約16m、高さ約0・6m)の中に礎石が1つ、礎石を抜き取った穴四カ所残っていた。
市之郷廃寺はJR姫路駅の東約1kmにあり、これまでの出土品から7世紀後半-9世紀中ごろまで存続した地域の有力寺院と考えられている。飾磨郡(現姫路市の一部)最古、県内でも最古級という。近くに播磨国府があったとする説がある。
9日午後1時半から現地説明会がある。 発掘調査現場事務所TEL079・285・1513
[参考:共同通信、神戸新聞]
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