東京の公立小学校校長として、「退職校長ら」を実質的に定年延長して再任用する。そんな話が新聞でに出ていた。団塊世代の大量退職で小学校の校長・副校長が不足する恐れがあるので、都教委は来年度から定年退職する小学校の校長らの「定年延長」を認めることを決めたそうだ。
校長先生を退職したあと、一般教諭や教育委員会の事務職員として再任用するということは聞いたことがあるが、同じ学校の同じポストでというのは聞いたことがない。再任用の条件は以下のとおり。
校長と、教頭に当たる副校長は、原則として定年時の学校に常勤で勤務
契約は1年更新で最長3年間
職務・権限は現職と同じ
年収は校長で3分の2の約800万円
都内の公立小学校では今後10年間、毎年1000人規模でベテラン教員が退職。来年度末には、校長と副校長で計290人が退職する見込み。
当面中学校・高校では同様の制度は必要ないそうだが、どうなんだろう。
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収入が3分の2になって、職務・権限は同じと言ったって、責任も面倒も同じだぞ。なり手はいるのかな。