昨日の黒皮の手帳(最終回)を見逃してしまった。もとより飛び飛びでしか観ていないので詳細を語ることはできないが、このドラマでは不動産の売買に絡んで司法書士(偽?)が数回登場する。前回は、予備校経営者を脅して料亭を手中に収めたかに見えた瞬間、所有権抹消で前所有者に登記名義が戻され、入手できずに転がり落ちる端緒となる現場に登場したのが司法書士(偽?)であった。また、最終回では「ロダン」を再び手に入れた際にもきっと登場しているはず。しかし、一般の方にはほとんど認識されていないであろう。不動産登記実務に関する考証も全般に甘い。もっと颯爽と格好よく登場し、イメージアップに繋がるようなドラマや映画はないものか。
司法書士の目から見ると、そういう重要な契約においては司法書士だからといって「相手方」の指定の者を信用してはいけないのである。権利を受ける者は、必ず「こちら側」の司法書士を立てるべきである。初歩的な手口にひっかかったとしかいいようがないが、それもドラマ故か。
司法書士の目から見ると、そういう重要な契約においては司法書士だからといって「相手方」の指定の者を信用してはいけないのである。権利を受ける者は、必ず「こちら側」の司法書士を立てるべきである。初歩的な手口にひっかかったとしかいいようがないが、それもドラマ故か。