司法書士内藤卓のLEAGALBLOG

会社法及び商業登記に関する話題を中心に,消費者問題,司法書士,京都に関する話題等々を取り上げています。

会社法の施行前後における法律関係をめぐる諸問題(上)

2006-01-27 17:56:54 | 会社法(改正商法等)
松本真法務省民事局局付検事著「会社法の施行前後における法律関係をめぐる諸問題(上)」旬刊商事法務1755号(商事法務)

 会社法施行に伴う経過措置については、整備法及び経過措置政令があるが、経過措置に係る規定が適用される範囲、会社法と現行商法等との適用関係の点を中心に具体的な解説がなされており、実務家必読である。


 「なお従前の例による」規定が適用されるときに、場合により、「包括的に」の範囲が限定的に解釈される場合や、「凍結した状態」が会社法上の特定の行為によって解凍される場合がある(そのように解釈しなければ、規定の適用上不都合が生ずる場合がある。)(16頁下段)、ということである。従って、取締役の任期を伸長する定款変更を行えば、「凍結状態」が「解凍」されて、現任取締役にも定款変更の効力が及ぶということか。
cf. http://blog.livedoor.jp/masami_hadama/archives/50066149.html

 会社法の施行日前における条件付定款変更決議の可否については、「可能と解される」とされている(22頁上段)が、ケース・バイ・ケースで判断すべきであろう。
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消費者金融の借入総額に上限設置の方向

2006-01-27 12:27:44 | 消費者問題
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060127AT1C2600126012006.html

 利用者ごとに借入総額規制が設けられる方向で検討されている。既に他社から一定額を借入している債務者に対しては、貸付ができなくなるわけである。過剰貸付対策として有効。
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裁判所、一太郎からワードへ

2006-01-27 12:20:24 | いろいろ
http://okaguchi.at.infoseek.co.jp/top.htm

 裁判所は、これまで一太郎だったが、ワードへ転向とのこと。私は、ワード派なので歓迎だが。
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