近頃 あまり聞かれない言葉
奇特
志が深く 行い難いことを損得抜きで 進んでする様子
浄財
けがれの無いお金(寄付される側からの言い方)
国の目が届かないところ お上に頼ってもどうにもなりそうでない場面では その地その地の
奇特家というような方がいて 巷のあれこれになんとなく気を遣い
うまくとりなし 物事を解決していた
そのようなときに 浄財が費やされたりして
奇特な行いと 浄財が 程よく融合され 大仰でない善行で
どうにも救われない人々も 何とか生きながらえることができたりしていて・・・・
けっして お金に関わる問題だけではなく さまざまなことが
つまるところは 奇特とか浄財で 濯がれていって 事もなく過ぎ
というような趣きがあったような・・・
そんな時代だって わが日本にも あったような
17歳の子が 実の父から生を終えれるようにしてくれと言われ
嘱託殺人を為さざるを得なかったとのこと
事の真実は これから徐々に明らかにということであろうが
なんとも やりきれない
孤立した生活
関心を持たない かつ 持たれない生き様
関わろうとしない人生 手段を見出せなく関わることから逃避する生き方
他の存在に無関心を貫くことに美学を見ている人種
次から次と これらの観念だけが このニュースを知って
私の内で走り回りました
ニュースから連想された言葉です
当事者のこと 周囲の関係者?を どうのこうの言っているわけでは けっしてありません
ただただ 悲しかっただけです
かたや 8億なにがしが ある集まりから某政治団体に寄付されたとか
あからさまな 利益誘導と言われようが 何と言われようが
自分らの言い分のため金の力を使うことの何処が悪いんじゃ
恥の観念なんぞ そんなもん気にしていたら取り残されるだけじゃ
とすごんでいるような
これも なんともやりきれない
今の日本 というか どのあたりから少々狂ってきているのか
我が国の正体を見せつけられているような 二つの記事でした
でも けっして希望は捨てません
諦めきっては あまりにもさびしすぎます
奇特と浄財
いつの日か 万分の1でも 億分の1でも
どこかで なにかの力になれればいいな とは思っています
まだ まだ ずっと ずっと先のことになりそうですが・・・