おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

内部の者 外部の者

2019-06-16 | マンション〔外部専門家・  第三者管理〕

 

 

 

『うちの会社にも マンション管理士資格者が在籍してます

ので

顧問として さらにマンション管理士と契約しても

意味がないのでは と 管理業務主任者資格のフロント

さんが言うのですが・・・』

という質問が あったりします

 

 

国は マンション管理運営の適正化推進行政上に登場の当事者として

当然ともいえますが 管理組合 と 管理会社 を想定

そのほかに 国家試験の仕組みをもって 「マンション管理士」制度 をも設けました

 

なぜ 前二者にプラスして マンション管理士を誕生させたのでしょうか

 

 

管理会社は 管理のプロ  マンションに関する知識を豊富に持つ者

かたや マンション住人団体たる管理組合そのものは いわば素人集団 と言い得るでしょう

 

この2者間の間のいろいろなトラブルが発生 

国も眼をつぶっているわけにはいかない情況になり

(なにしろ 法規知識面 設備運用等の面 どれをとっても 圧倒的な技量の差があることは明白

な当事者間の委託契約ということになるので)

・・・そういったことで 管理組合に寄り添う者 が ぜひ必要 

ということで そのような立ち位置に適うものとして 

マンション管理士制度 を設けた

というのが おおよその経緯です

 

 

そこで 

≪・・・管理会社に籍を置くマンション管理士資格者 と 外部のマンション管理士の

性格〔立ち位置〕の差を思っていただくと 二重のマンション管理士活用になって

しまうか否かの答えは出るのでは・・・

一番判りやすいのは 管理会社在籍の つまり管理会社社員たる内部マンション管理士たる者は 

管理組合との管理運営委託契約料のことで

管理組合側に有益な意見を表明することなど まず 想定できませんが

そこらあたりを 役員としても 管理組合としても 考えてみて欲しいのです・・・≫

と答えさせてもらうのが 常 となっています

 

 

なるほど というか 同じ資格者の二重の関与なんぞ 無駄 

そう考えること モットモ ですね

外形は マッタク同じ <マンション管理士> ですものね

 

 

私自身は 管理会社の有効性を否定するものでは ありません

現況に プラス 外部からの風をとり入れることも とても重要なことであると考えます

 

 

 

外部からの意見を採り入れ利用する仕組みをつくろうとする場合

管理組合会計上では 顧問料とか役員報酬の出費は避けられませんが

私の経験上からは 結果的には まず プラス情況となるのが おおよそのケースだ

と 言えます

 

( 管理会社にとっては ある意味目障りな存在として その特務員?は映るのでしょうが・・・

<私の場合の経験上では むしろ 管理会社にも おおよそは多少のメリットがあったというケース

も ケッコウあります  外部第三者的立場の者の存在が より重要な働きを行い易い ということもあるので> )

 

 

 

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