おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

建築・設備のワンポイント Ⅱ です

2020-11-08 | マンション管理関連試験等サポート   

                         ※ 掲載日における法令に基づいての記事です

住民の方にも無縁ではないでしょうが 主として 受験生の方のための参考

として マンションに関する建築・設備のことの記事です

 

おおよそ馴染みがない? 広い範囲から ポツン ポツン と出題されます

そうしたことに対応するための感覚を少しでも持てるように アットランダムに

ワンポイントを ばらばらに 並べてあります

よろしかったら 眺めてみてください
マッタク反応がなかったものについては 自分の基本書などに 当たっておくのが
好いと思われます

 

・ マンションの排水・通気方式は 建物の高さや排水系統の合流形態などにより
 「伸頂通気方式」「通気立て管方式」の二つに分類される

・ 「伸頂通気方式」は 排水立て管頂部を延長した通気管を屋上等の部分で大気に開口する
  「通気立て管方式」は 通気立て管を排水立て管に最下層で接続し沿って立ち上げ 最上部
  の伸頂通気管に接続するか単独で大気に開口し 排水立て管と通気立て管の2本が設け
  られるので 二管式 といわれる

・ 通気立て管方式は 下層階の排水管内の正圧を緩和するために用いる

・ 飲料用受水槽は 上面については1m以上 その他の面においては60cm以上の距離を
  点検用スペースとして確保する

・ 埋設配管用として 耐食性も耐震性も優れている管としては ポリエチレン管がある

・ 住宅の居室のシックハウス対策として 換気回数が1時間あたり0.5回以上の機械換気
   設備を設ける必要がある

・ LED照明に投入の電力の一部は熱になり LED単体からの発熱もある

・ 防火区域にあるところの 階数3以上 または 延べ面積100㎡を超える建築物は
  原則として 耐火建築物とする必要がある

・ 主要構造部とは 壁、柱、はり、床、屋根、階段をいう

・ 高さ1mを超える階段には 手すりを設ける必要がある

・ 誘導灯は 6ヶ月に1回 機器点検を行う

・ 建築基準法によると 階段に代わる傾斜路の勾配は8分の1を超えてはならない

・ メゾネット型とは 1住戸が2層にわたる構成の住宅

・ エレベーター保守に関して POG契約とは 定期的な機器・装置の保守・点検のみを行う方式

・ 逆わんトラップは 洗濯機、浴室防水パンなどに用いる

・ 飲料用受水槽の有効容量は 一般に マンション全体の一日における使用水量の2分の1程度

・ 火災時において一人でも操作が可能なものとして 屋内消火栓設備の広範囲型2号消火栓がある

・ ガス瞬間式給湯器の「1号」との表示は 「水温+25度」の湯を1分間に1リットル出湯ができる能力
   のことを示している

・ 土中の白ガス管(亜鉛メッキ鋼管)は 20年程度以上埋設されていると腐食の発生の可能性あり

・ 200V用の電磁誘導加熱式調理器(IHクッキングヒーター)や100V用の照明機器やコンセントに対応
  するため 住戸内に配線するのは単相3線式

・ 述べ床面積が500平方メートル以上の屋内駐車場を建物の1階に設ける場合には 泡消火設備等
   を設置する必要がある

・ 高さ20mを超える建築物には 状況によって安全上支障がない場合以外には有効な避雷設備が必要

・ 通常の外気圧より気圧が高い状態を正圧という

・ 換気において 給気のみを続けると室内に空気が送り込まれ続けるので正圧になり 排気のみ続けると
   負圧になる
   つねに室内外の気圧を同じに保とうとするので 正圧状態の部屋からは 空気が出ていこうとする
  そのため すきま風などは入らなくなる 

・ 負圧の部屋には室外から空気が入りこもうとする
  トイレを正圧にすると空気と一緒に臭いも室外に流れ出るので トイレは負圧にする

・ 自然冷媒ヒートポンプ式給湯器は 二酸化炭素を圧縮し高熱にして熱源とし 加熱効率が高い

・ マイコンメーターは 過大なガスの流入や地震動などを検知し 自動的にガス供給遮断し警報を表示する

・ 連結送水管は 配管設置日から10年経過日以降に機器点検をする場合 3年ごとに配管の耐圧性能を
   確認する

・ JISでのF☆☆☆☆等級に適合の建材は 建築基準法上のホルムアルデヒドに関する規制の対象外
  なので建築基準法上の規制(シックハウス<室内空気汚染>対策)を受けることなしに内装仕上げに用い
  ることが可能

・ マンションの界壁の遮音は 固体伝搬音より空気伝搬音の対策を重視する必要がある

・ 特定建築物に該当のマンションの建築主等は 建築確認を要する大規模な修繕を行う場合 建築物移動
   等円滑化規準に適合させる義務までをは負っているわけではない

・ 構造物の床位置に水平力が作用するとき ある層の床の水平面内における回転中心を 剛心という

・ 強固な支持層による杭先端の支持力等によるのではなく 杭周面と土の摩擦力によって支持する杭基礎
   を 摩擦杭という

・ 建設業法上の監理技術者とは 一定の有資格者で 工事現場における建設工事の施工の技術上の管理
   をつかさどる(工事が設計図書のとおりに実施されているか否かの確認のような役割は担っていない)

・ 建設業者は 新築請負契約の場合には10年間の担保責任の履行の確保のために資力確保措置を講じる
   が 大規模修繕工事の場合は 施行会社にはその資力確保措置の義務付けはなされていない

・ 大規模修繕工事における責任施行方式とは 同一施行会社(設計・施工・監理部門を有する建設会社や
   管理会社等)に 調査診断・改修設計・資金計画から工事の実施まで 工事施行及び工事監理など全て
  を委
ねる方式を指すのが一般的

・ 生体認証ともいうバイオメトリスクとは 個人認証の方式の一種で 生物個体の特性を利用し 声・瞳
  の虹彩・
静脈等を認証しての施錠や開錠なども行う仕組み

・ 消防用設備等の点検は 機器点検は6ヶ月に1回 総合点検は1年に1回とされ 消防用設備等の配線は
   総合点検の対象として点検が行われる

・ [住宅の品質確保の促進等に関する法律]の評価方法規準では 高齢者等への配慮に関し定めがあり 新
  築
住宅の場合は配慮の程度が1~5等級で表示され 配慮の程度が最も高いものは5等級

・ マンションの建物の防水に関してであるが シリコーン系のシーリング材は 耐久性・接着性に優れるが
  目地
の周辺を汚染するので 使用する箇所は金属・ガラス等に限られる

・ 屋上防水のアスファルト防水コンクリート押え工法は アスファルト防水の上に 保護のため 押えコン
  クリートを
60~100mmの厚さで打設したもので 耐久性が高く 歩行用アスファルト防水ともいわ
  れ 屋上を歩行用にす
る場合の防水工法に適する 

・ シーリングとは 目地や隙間部・各種部材の接合部 等からの侵入を防止するために施す 線状の工法の
  こと

  メンブレン防水とは 被膜で防水層をつくる工法の総称

・ ポリウレタン系シーリング材は 紫外線に弱く 劣化が速い

・ 工事完了時の竣工検査は 施工者検査・工事監理者検査・管理組合検査の順に行う

・ タイル張り外壁の浮き部分補修におけるアンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法ではアンカーピン
  本数
は1㎡あたり16本  注入口付きの場合は1㎡あたり9本が標準

・ 外壁塗装の白亜化(チョーキング)とは 表面が粉状になる現象

・ コンクリートの中性化深さは コア抜きしたサンプルにフェノールフタレイン溶液を噴霧し測定する

・ アルミニウム合金が腐食すると孔食が生じて 白い斑点が表面に現われる

・ タッピングマシンは 音の遮断力を評価する際に 軽量床衝撃音を発生させるもの

・ 引張試験機は 外壁タイルや外壁モルタル塗りの付着強度を調査する際に用いられる