上野・東京国立博物館に行ってきました。
いつもは、国立西洋美術館に足が向いてしまうのですが、今日は人間国宝の技を観るために東京国立博物館へ。
この博物館は明治5年に開館した日本初の博物館で11万点が所蔵されているとのことです。
日本の古代の考古遺物から中世、近代までのアートを観ることができます。
そういえば、昔教科書で見たことのある作品、国宝も多数展示されていました。
「人間国宝展」と「クリーブランド美術館展」を鑑賞してきました。
お奨めは、去年1月にリニューアルした東洋館。中国やアジア、韓国などの美術品が多数展示。
アジアのアートに触れることができます。
東京国立博物館は、5つの建物から構成されています。
1.本館 日本ギャラリー
2.東洋館 アジアギャラリー
3.平成館 日本の考古
4.法隆寺宝物館
5.表慶館 現在休館中・建物見学可
表慶館のドーム 実に美しいデザインです
この博物館は、仏教を中心にした世界的なフローが体感できるような感じがします。
インドを発して、中国、朝鮮を経由して日本にたどり着く文化のうねり・・・。
東洋文化の原点から発展がつかめる面白い構成になっています。
華やかなインド文化、中国文化が日本に入ってくると、どこか渋み、深さが加わる・・・「わび」「さび」的な雰囲気が強まってきます。
そのセンシィティブで繊細なフィーリングを持つ国民性が体現されるようになっていくのです。
原点回帰というわけではないのですが、
年に一度は、この博物館を訪れたいと考えています。
VIP用のウェイティングルームです。