能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

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広島カープ 鯉のぼりの季節後も戦い続けるための戦略論 カープVのための5つの戦略

2014年05月04日 | カープ大好き!

カープが負けた日は、ディプレッション・・・少し凹みます(笑)。


篠田投手はストライクが入らず、3回4失点。

後続も打たれたものの、2アウトから菊池選手、丸選手の連続ヒット・・・エルドレッド選手の3ランと盛り上がる場面を作り出しました。

キラ選手も復帰。

観客3万人以上入ったホームでの戦いであれば、ここからイケイケドンドンモードに入るはずでしたが・・・。


でも、昨年のシーズン前半までの弱~いカープに比べると・・・もっと言うと1975年の初優勝の前に比べると、簡単に負けない体質、あきらめないチームの風土、勝負へのこだわりといったものがあるような気がします。


今年のカープは、野村監督の「実力主義」がキーワード。

選手を競わせ、力を出せる選手をドンドン起用する。

ピッチャーも野手も二軍から引き上げ実戦で使ってみる、結果が出れば一軍レギュラーと更に競わせる・・・その天使のサイクルが回り始めたのが、2013年の後半でした。

昨日のベイスターズ戦でも梅津投手、上野投手が一軍昇格。結果打たれましたが、

ファームの選手にとってみれば「俺も一軍の舞台に上がれる」という強い競争意識が芽生えているのだと思います。


カープVに向けての5つの戦略を考えてみました。


戦略1「引き続き実力主義を継続、発展させる」

セオリーでは、スタメンを固定し安定的な態勢を作ることが理想とされていますが、実力のある選手、結果の出せる選手をドンドン起用する・・・フレキシブルなチームを作っていくことが大切だと思います。


戦略2「カープ伝統の足を使った機動力野球を徹底させる」

丸選手、菊池選手、田中選手、木村選手など足のある選手がたくさんいる広島。

足でかき回す野球は、ほかの球団ではなかなか出来ない戦術。

見ていても楽しい足の野球は、相手ピッチャーにとっても脅威だと思います。


戦略3「巨人、阪神という強豪相手には最低1勝2敗確保のための投手ローテーションを組む」

やはり、ジャイアンツ、タイガースは、セリーグの覇者。カープでクリーンナップを打てる選手がベンチにゾロゾロいます。

資本力も違う強豪チームとの戦いでは、最低一勝を目指す態勢をとることが大事だと思います。


戦略4「ベテランと若手の組み合わせをマッチングさせるとともに、次世代の選手を育成する」

カープのファームには、鍛え上げられた若手選手が多数います。

甲子園の星や神宮の星ではなかった・・・でも地域で目立っていた野球少年・・・結構ハングリーです。

彼らにチャンスを与えることは、一軍選手へ緊張感をもたらしますし、また、チームの活性化に直結します。


戦略5「ファンを味方にし、全国区での盛り上がりを創出する」

チームを支えるサポーター。球場が赤く染まれば選手のモチベーションも盛り上がります。

カープ女子に代表される女性、高齢者、子供たちへのファン拡大も大切です。

中国新聞の報道によると、高齢者のボケ防止(失礼!)のためにカープ応援のスクワットを教えているということです。

いい親父でも疲れるスクワット・・・いい運動です。

おじいちゃんおばあちゃんも、たまに球場に行き日頃の練習の成果を出していただければと考えています。

今日は、サンデーマエケン。

一矢を報いていただきたい日曜日です。


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