ゴールデンウィークを活用して、放送大学の勉強。
今年の一学期は、「死生学入門」を選択。
昨年、老齢学(ジェロントロジー)を学んだため、今回はそれに続く死生学(サナトロジー)。
死というのは、誰にでも訪れる宿命。かなりネガティブなジャンルですが、学問的なアプローチからすると、そこにはさまざまな文脈が見いだされます。
本講座のテーマは、死・・・それをどうとらえるかを、歴史的、宗教的、国際的、医療的等からアプローチしようというもの。
なかなかユニークな取り組みだと思います。
なんとか第八章までを読破。通信課題に取り組みました。
本講座は、15回の講義で構成されています。
1.死生学とは何か
2.死生観と宗教
3.日本人の死生観
4.喪と追悼
5.死生観 国と地域
6.マスメディアで死生について考える
7.生と死を生きる本人からの発信
8.老いと死
9.病経験と生
10.遺族の喪失経験とグリーフワーク
11.自己決定権
12.ターミナルケア
13.自殺予防
14.尊厳死
15.死生学の理論と展望
この講座は、放送大学教授で精神科医の石丸先生、そして若き死生学研究者山崎浩司信州大学準教授などの講師陣で進められるなかなか充実した講座です。
一学期は、この講座に絞り研究してみたいと思います。
そういえば、放送大学で学び始めて10年。
歴史や文学、マネジメントや文化人類学、統計学までさまざまな分野で新しい知見を得ることができました。
途中、大学院文化科学研究科社会経営科学プログラムに入り2年で修士(学術)の学位もいただきました。
自称、放送大学オタクです(笑)。
全国各地の学習センターめぐりも趣味の一つ。
現在、17の学習センターを踏破しました。
現在、渋谷・道玄坂の学習センターに登録していますが、
学習環境としては地方の県庁所在地にある学習センター(多くが地元の国立大学内)が好きです。