東京お台場のヴィーナスフォートに、そのお隣にあるトヨタのショールーム「MEGA WEB」が進出。
その中に誕生した名車の美術館。
その名も「HISTORY GARAGE」。
日本、世界の名車・・・クラシックカーに会うことが出来るスペースがヴィーナスフォートの中に誕生しました。
米国の1950年代、日本の昭和をイメージさせるお洒落なディスプレイが魅力的です。
1999年にオープンしたVenus Fortは、今年15周年のアンバーサリーとのことです。

Sハチ、2000GT、フェアレディZ、コスモスポーツからフェラーリディーノ、ジャガーEタイプまで現物を間近で見ることができます。
昭和の親父にとっては垂涎の素敵な空間です。
まずは、Z。
日本のみならず米国でも大ヒットしたダットサンの名車です。
緻密な計器類が米国で大うけしたそうです。
初代スカGもお隣に。
そして、マツダのコスモスポーツ。ロータリーエンジンを世界で初めて搭載した名車です。
イノベーション、一大センセーションでした。オ
イルショックがなければ、ロータリーエンジンの歴史も変わったかもしれません。
何とも言えない美しいボディです。
当時としては、画期的なデザイン。
他社を大きく引き離していました。
今のMAZDAデザインの原点と言えそうです。
昔、ハイソカーと呼ばれたトヨタのソアラ。
「ハイソ」なんて今は死語・・・いかにも「昭和」です。
親友が、このハイソカーを買うために、必死でバイトしていたことを思い出します。
彼は、結局、ソアラを買えませんでした(笑)。
そして、トヨタ2000GT。
007のボンドカーに採用された車です。
後ろのジュークボックス風のディスプレイもオシャレです。
そして、同じくTOYOTAのS800。
途中の通路は、書斎のようなデザイン。
ミニカー、クルマの図書が美的に陳列されています。
こんな書斎があれば・・・まさに親父の憧れです。

実車はありませんでしたが、HONDAのミニカーも展示されています。
そして、デロリアン。
バック・トゥ・ザ・フューチャーで有名な ガルウイングの名車。
ボディはステンレスで出来ているとのこと。
事故の際にドアが開かなくなるという噂が立ち、販売を中止されたといった解説が出ていました。
フェラーリディーノが、最も広いスペースに展示されていました。
イタリアンレッドは、血の色。
F1をはじめとする自動車レースでは、イタリア車はイタリアンレッドカラーです。
ディーノは、エンッオ・フェラーリの息子さんの名前のようです。
それにしても、これぞスポーツカーという美しいフォルムです。

そして、英国代表・・・ジャガーのEタイプ。
ジャガーに乗っている友人は、ジャガーではなく「ジャグワ」と呼べと言います(笑)。
イタリア代表は、アルファロメオのスパイダー。
イタリアンレッドは、まさに芸術品です。
最後に、コスモスポーツのロゴをご紹介します。
東洋工業時代のマツダのロゴがヴィンテージです。