時代の潮流は、デジタル化、グローバル化。
すさまじいスピードで動いています。
日本においても、世界で戦えるグローバル人材が求められ、私の友人も、香港や上海、アメリカやメキシコ、上海や北京などに赴任しています。
涼しい顔をして仕事をしているようですが、彼彼女たちのパワー、エナジーには感心する次第です。
「グローバルエリートのビジネスキーワード100 成功を収めたリーダーたちの言葉の使い方」
ロッシェル・カップ著 IBCパブリッシング 1600円+税
著者のカップさんは、日本企業の海外進出を支援する経営コンサルタント。
シカゴ大学MBAホルダー。
同書では、マネジメントで使うキーワードを100個とりあげ、まずはその用語の説明、最新の情報・・・そして使用例を英語と日本語訳で解説しています。
どちらかと言うと、アメリカのビジネスパースンとの仕事の中で多用する言葉か中心です。
編集はABC順、Affirmative actionから始まり、Work the roomまで続いていきます。
全編見開き2ページなので、ワンワードを数分で読み切ることも可能。
米国人らしい、年齢差別、命令系統、コミットメント、インセンティブなどの意味も例示があり、たいへん分かりやすい解説が加えられています。
また、キャリア関連の用語も豊富で、新しい発見も随所にあります。
・chemistry 相性
・キャリアパス
・ダイバーシティ
・エンパワメント 本当の意味は?
・EAP
・フェイスタイム 日本人には馴染みの仕事スタイル
・フィンガーポインティング 米国人は、これを嫌うそうです
・イニシアティブ
・ラーニングカーブ
・メンター
・MBWA
・スピン 今回初めて知りました アメリカぽいです
・リスクテイカー ・・・
「マイクロマネジメント」という言葉も初めて知ってビックリ。
文化の差異というのは、やはりあるんですね。
最新の英文が豊富に入っているため、ビジネス英語を勉強している方にもお奨めの一冊です。