能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

グローバルエリートのビジネスキーワード100 成功を収めたリーダーたちの言葉の使い方

2014年09月15日 | 本と雑誌

時代の潮流は、デジタル化、グローバル化。

すさまじいスピードで動いています。

日本においても、世界で戦えるグローバル人材が求められ、私の友人も、香港や上海、アメリカやメキシコ、上海や北京などに赴任しています。

涼しい顔をして仕事をしているようですが、彼彼女たちのパワー、エナジーには感心する次第です。

 

「グローバルエリートのビジネスキーワード100 成功を収めたリーダーたちの言葉の使い方」

ロッシェル・カップ著 IBCパブリッシング 1600円+税

 

著者のカップさんは、日本企業の海外進出を支援する経営コンサルタント。

シカゴ大学MBAホルダー。

同書では、マネジメントで使うキーワードを100個とりあげ、まずはその用語の説明、最新の情報・・・そして使用例を英語と日本語訳で解説しています。


どちらかと言うと、アメリカのビジネスパースンとの仕事の中で多用する言葉か中心です。

編集はABC順、Affirmative actionから始まり、Work the roomまで続いていきます。

全編見開き2ページなので、ワンワードを数分で読み切ることも可能。


米国人らしい、年齢差別、命令系統、コミットメント、インセンティブなどの意味も例示があり、たいへん分かりやすい解説が加えられています。


また、キャリア関連の用語も豊富で、新しい発見も随所にあります。


・chemistry 相性

・キャリアパス

・ダイバーシティ 

・エンパワメント 本当の意味は?

・EAP

・フェイスタイム 日本人には馴染みの仕事スタイル

・フィンガーポインティング 米国人は、これを嫌うそうです

・イニシアティブ

・ラーニングカーブ

・メンター

・MBWA

・スピン 今回初めて知りました アメリカぽいです

・リスクテイカー ・・・


「マイクロマネジメント」という言葉も初めて知ってビックリ。

文化の差異というのは、やはりあるんですね。

最新の英文が豊富に入っているため、ビジネス英語を勉強している方にもお奨めの一冊です。


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